この記事では、不器用な筆者が硬質ケースデコにチャレンジした記録をまとめています。
現在アイナナというコンテンツを楽しんでいる私ですが、以前はジャニーズ沼の住人でした。
当時の私は、グッズはとにかくきれいに保管していたいと思っているタイプ。
アーティスト写真などは、スリーブに入れて小箱の中に残していました。
その他にも未使用のまま保管されたグッズたちは数知れず…。
そんなグッズを整理したことをきっかけに、お気に入りのものは使ってこそ…!と考えが変化。
今回は、ムビナナ特典やグッズ購入でわが家にお迎えすることができたアイテムを使って、硬質ケースデコをやってみました。
デコに役立った道具の紹介
硬質ケースデコの紹介に入る前に、不器用な私を助けてくれた道具たちを紹介します。
デコ三種の神器
グルーガン
棒状のグルーとセットで使います。
グルーガンは高温でグルーを溶かして貼り付けるので、素早く強力に接着できるところが魅力です。
私はダイソーで購入したものを使っています。
初めはボンドでチャレンジしていましたが、接着までの時間がかかる分、素材がずれてしまうことも…。
貼り付けるデコが多めの場合は、あったほうが楽に作業できると思いますよ。
ただし、電源を入れている間はグルーが垂れてしまうので、紙を敷くなどの対策をして使われてくださいね。
ピンセット
細かいシールを貼ったり、熱いグルーをつけた素材を押さえたりするのに役立つのがピンセット。
手先さえ不器用なのにピンセットなんて使えるのか…?なんて心配していましたが、ピンセットのほうが器用でした(笑)
グルーの温度を気にせずグルーを押さえたり、失敗したグルーそっと取ったりすることもできるので、こちらも不器用な私には必須のアイテムでした。
トレーディングカード用スリーブ
硬質ケースを飾るときには、位置の確認や調整で何度もカードを出し入れしました。
大切なカードを擦れから守るためにもスリーブがあると安心だと思います。
私は特別感を出したくてオーロラタイプを選択しました。
オーロラタイプは光が反射しやすく、色合いも少し変わるので、カードのお色味をそのまま楽しみたい場合はノーマルタイプがおすすめです。
シンプルなクリアカードデコ
はじめにやってみたのが、クリアカードのデコです。
B8サイズ・横入れ・通し穴があるものを使用しました。
クリアカードは、クリアな感じを残したかったので、シンプルなデコを心がけました。
完成したのはこちら
このような手順でつくっていきました。
- リボン、ビーズなど大きな素材の位置を決める。
- 大きなシール素材を貼る。
- ラインストーンシールを貼る。
- グルーガンでリボンをつける。
- ボールチェーンをつける。
小さなビーズがつながっているラインストーンがいびつになってしまいましたが、サイズの違うビーズやリボンがバランスをとってくれている気がしています。
きれいに貼るのが不安な場合は、サイズや異素材のパーツを組み合わせるといいかもしれません。
シールを貼るだけであっという間にできあがりました♪
シールだけならグルーガンなしで手軽につくることができました。
100均だけでもいろいろな素材があるので、カードに合いそうな素材や好みのものを探すのが楽しかったです。
ハート型硬質ケースデコ
次につくったのは、ハート型の硬質ケースデコ。
B8サイズ・横入れタイプの硬質カ―ドケースを使っています。
完成したのはこちら
ハートがかわいくて、2枚のカードを1つのもののように飾れるところが気に入っています。
作成過程の前半部分は、K channelさんの動画を参考にさせていただきました。
余談ですが、左側の千さんのカードは唯一自引きできたもの。(あとは交換していただきました。)
どのキャラのカードも素敵だけど、千さんが来てくれたときは胸いっぱいで思わず息をのみました。
セリアで用意した素材
- 15mm丸シール白
- ラインストーン
- フリルテープ
これらの素材にくわえて、型紙用・連結用に透明なクリアファイル1枚を使っています。
フリルをつけるという工程にドキドキしましたが、素材もカードもかわいいのでちょっとの失敗は大丈夫でした!(笑)
ハート型デコのつくり方
硬質ケースのサイズに合わせて、ハートの輪郭をつくります。
作業内容
- クリアファイルを硬質ケースのサイズに切る
- カードに合わせてハート型をつくる
クリアファイルは2つ折りの状態で型取りすると、片側の形が決まれば開くだけで左右対称のハートができて便利。
硬質ケースにカードを入れておくと、2つを合わせたときのイメージがもちやすく、ハートをつくりやすかったです。
ハート型に沿って、硬質ケースにシールを貼っていきます。
作業内容
- 硬質ケースの裏に型紙を合わせる。
- 輪郭線に沿って半円のシールを貼る。
- 飛び出したシールを整える。
硬質ケースの裏に型紙を置いて、ハートの輪郭が見えるように固定します。
硬質ケースのカードの入り口がハートの内側に来るようにつくっていきました。
上から下、内側から外側など、方向を決めて貼っていくほうがきれいに仕上がると思います。
B8サイズの硬質ケース2枚のハート型をつくるには、15㎜丸シール約80枚を使いました。
シールをすべて貼り終わったら、ケースからはみ出た部分をカッターやはさみで整えます。
ハートの輪郭に合わせてさらに素材を重ねていきます。
フリルをグルーガンでつけ、ラインストーンを貼ったものがこちらです。
この時点でかわいいと思ったのですが、フリルの端が短かくて、切れ端感が出てしまったので、外側にフリルを重ねてみました。
外側にフリルを貼るときは、内側のフリルを持ち上げながらグルーをつけて、ピンセットで押さえるように接着。
これだけふりっふりのフリルをつけても、主役感が薄れない、むしろ存在感が増しているところ、さすがアイドルですよね。好きすぎる…。
切りっぱなしになっていたリボンの端は裏に折ってグルーガンで固定。
グルーガンでフリルが強化されて、立てて飾るときにもリボンの折れが気になりにくくなりました。
リボンをグルーで固めて大丈夫かなと少し心配でしたが、裏に折り込んでおけば、表から見てもグルーはあまり目立たないかなと思います。
それぞれのカードも素敵ですが、せっかくなら2枚を1つのハートにして飾りたい。
そこで、型紙で使ったクリアファイルのあまった部分をそれぞれの硬質ケースに差し込んでつなげてみました。
ハートが固定されるのでとても飾りやすくなりましたよ。
近くにあった写真立てにおいて記念撮影。
自分で言っちゃいますが、めちゃくちゃかわいくできました(笑)
硬質ケースキーホルダー
最後に挑戦したのは、キーホルダー型の硬質ケースデコです。
B8サイズ・横入れタイプの硬質カードケースを使用しています。
用意した素材|100均すごい
- フリルテープ
- サテンリボン
- ラインストーン
- レーステープ
写真の右にあるレーステープはセリア購入品、それ以外はダイソーで購入しました。
リボンテープやフリルテープは商品によって色味が違うので、お店を見て回るだけで楽しかったです。
この素材以外にも、両面テープ・針・糸を使用してつくっていきました。
個人的に1番大変だったフリルリボンづくり。
うさこの洋裁工房さんのギャザー、タックフリルの違いについてという記事を参考に、タックフリルをつくっていきました。
リボンを折って手縫いする…という地道な作業の繰り返しです。
フリーハンドで折ったわりには、いい感じにできたかな。(自分で言う。)
リボンに近い色の糸を選ぶと、縫い目があまり目立たなかったのでおすすめです。
フリルテープをつける前に、レーステープのシールを貼ってみました。
今回使用しているのはセリア購入品です。
私は強く引っ張りすぎて、作業中にシールをちぎってしまいました。
内心めちゃくちゃ焦りましたが、つなげるように貼ってしまえば大丈夫。
なんとかなったよ。
硬質ケースの表面にフリルリボンをつけていきます。
まずはクリップで固定しながら位置調整。
キーホルダーの形にしたいので、場所が決まったらチェーンを通すためのわっかをつくります。
わっかは、フリルと同じサテンリボンでつくっています。
リボンに両面テープを貼り、中に折り込むように縦3等分にしたあと、フリルリボンに縫い付けました。
極力縫いたくないけれど、しっかり固定したいと思い、縫い付けたところをグルーガンで固めています。
キーホルダーのわっかの位置に気をつけながら、グルーガンで貼り付けました。
長すぎるところは…後で対処していくのでこのまま進めていきます。
裏側からもフリルテープを貼っていきます。
フリルテープの縫い目と硬質ケースの淵を合わせるように貼っていくと、まっすぐ貼りやすかったです。
角の部分は折りたたんでグルーガンで固定。
リボンの端は、リボン同士を重ねて調整したあとに、ここもグルーガンで固定しました。
写真左下がリボンの端の処理をした部分になっています。
少しがたついていしまいました…。
その後、パール調のラインストーン、リボン、キーストラップを追加。(全部100均!)
がたついてしまったフリルのつなぎ目は、上からリボンを接着して隠しました。
これで、キーホルダー風硬質ケースデコの完成です。
推し色ケースをつくって、さらにカードへの愛着が増しました。
つくったものを使ってみた
完成した硬質ケースを使ってみました。
ぬいちゃんにもたせてみた
かわいい。癒し。それに尽きます。
クリアバッグに入れてみた
セール価格になっていて衝動買いしてしまったGUのミニクリアバッグに入れてみました。
ぴったり!!!
フリルに包まれたりばれ先輩がこんにちはしているの、かわいすぎる。
バッグにつけてみた
ミニバッグにつけるには、サイズが少し大きかったので、キーストラップは後ろに回しています。
あとで大き目バッグにつけたら、ストラップ込みでいい感じでした。
チェーンの長さは100均素材だけでもかなり調整ができるので、お手持ちのバッグのサイズに合わせて選ばれてみてくださいね。
硬質ケースデコ、めちゃくちゃ楽しい…
この記事では、不器用な筆者が硬質ケースデコをやってみた過程をまとめました。
自分のセンスに自信もない、うまくできるかもわからない…そう思っていましたが、つくってみたらめちゃくちゃ楽しかったです。
カードたちにさらに愛着がわいて、作成から1ヶ月が経とうとしている今でも眺めてニヤニヤしてしまいます。
大切なグッズこそどんどん使っていこう。
そんな気もちがまた強くなりました。
ムビナナにはたくさんの入場特典があったにもかかわらず、映画館が遠かったり、都合をつけられなかったりで、すべての特典を手にすることはできていません。
でも、硬質ケースデコで手元にあるものをどう使おうかなと考えるのはとても楽しい時間で、ムビナナに行けない時間も楽しむことができました。
これからも、手持ちのグッズは厳選しつつ、持っているものを大切にしながら、推し活を楽しんでいきたいです。
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