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新年少がZ会幼児コースをおためしした感想|ワーク学習と実体験で「あと伸び力」をつけよう
2022年2月19日
2021年10月に創立90周年を迎えたZ会。
Z会と言えば、大学受験や先取り学習などのイメージをもつ人もいるかもしれませんが、幼児コースで大切にしているのは「あと伸び力」を育てること。
「あと伸び力」とは、「主体的に学びに向かう力」のこと。
Z会幼児コース総合監修者の上岡学先生は、「興味のアンテナを伸ばし、自分で調べ、考え、試してみることをおもしろが」る姿勢と言っています。
自分で学んでいく姿勢は、学生時代だけじゃなくて、社会人になってからも大切よね。
「あと伸び力」を育てるために、Z会幼児コースでは、次のような経験を積めるカリキュラムが組まれています。
- 何に対しても「なぜ?」、「どうして?」と疑問をもち、自分なりに答えを見つけようする経験
- 疑問について考えることそのものをおもしろがる経験
遊びや身の回りの出来事について自分なりに考える経験が、学ぶ力につながるというわけです。
遊びの中で学ぶというのはとても大切な気がするけど、Z会幼児コースで具体的にはどんなことを学べるのか気になりますよね。
この記事では、Z会の新年少向け・おためし教材や限定特典の内容、3歳児が取り組んだ様子についてまとめています。
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目次
新年少のおためしで届いた教材内容を紹介
Z会が大切にしている学びは、詰め込み学習や先取り学習ではなく、体験と知識をつなげていく学び。
そのため、教材の内容にも「実体験」と「ワーク学習」の両方がバランスよく取り入れられているのが特徴です。
ここでは、新年少向けのおためし教材と、期間限定でもらえる特典教材の内容を紹介します。
日常生活や遊びをとおして学ぶ体験をサポートしてくれるのは、Z会の大きな魅力の一つですね。
幼児コース年少のおためし教材は3つ
年少コースの見本で届いたのは、次の3冊の教材です。
- かんがえるちからワーク(ワーク8回分)
- ぺあぜっと(体験2回分)
- いっしょにおでかけブック(お買い物)
ワークは、シールを使ったり丸で囲んだりする内容が多く、初めてのお子さんでも楽しく取り組めそうな内容です。
ぺあぜっとは、体験型教材。身の回りの生活用品や食べ物を使った体験を通して、楽しい親子時間を過ごせる1冊です。
いっしょにおでかけブックのテーマはお買い物。絵本の中には、お子さんの観察力や想像力に働きかけるような声かけが用意されていますよ。
期間限定のことばを楽しむ特典は2つ
2022年2月23日までの期間限定でもらえる限定特典は、次の2冊です。
- おてがみセット
- ことばあそびワーク(8回分)
おてがみセットは、シールやおもしろい形のカードがたくさんあるので、文字が書けなくても楽しめますよ。
ことばあそびワークは、字の形の識別から始まり、最後には字を書くワークもあるので、後半は字の読み書きができない3歳児には少し難しかったです。
対象年齢は、2~5歳と幅広いですが、小さいお子さんだと使いこなせないページもあるかもしれません。
ただし、難しいときのサポート方法も紹介されているので、子どものやる気を大切にできるのは嬉しい。
ワークをやってみた!内容の難しさや3歳8か月児の取り組みの様子を紹介♪
ここでは、3歳8か月児が実際に取り組んでみた様子を紹介します。
基本的には親子で一緒に取り組んだのですが、一部の教材は慣れると一人でも遊べるようになりました。
ワーク1冊で、多方面の力にはたらきかける◎
まずは、知識と体験の両輪の1つである「ワーク学習」。1回1ページの分量で、時間が取りにくい平日にも無理なく取り組むことができました。
ワークの内容は、年間で次の5つの領域(10の内容)が網羅されるようにつくられています。
- ことば
- 数・形・論理
- 生活・自立
- 自然・環境
- 表現・身体活動
おためしだけでも、4領域の7つの内容のワークを体験できますよ♪
- 1ページの区切りがわかりやすく、子どもも見通しがもてる。
- 子どもがつまづいたときの声かけのサポート例でやる気をキープ。
- 「もっと!」という発展の声掛け例で、レベルアップ。
このように、ワーク1ページごとに細やかなサポートがあるので、子どもも大人も安心して取り組めるつくりになっていました。
ペアゼットは遊びの中で生活経験を豊かに◎
おためし教材の体験内容は、次の2つ。
- せんたくばさみだいへんしん
- まっくろバナナ
知育玩具ではなく身の回りのものを使って、遊びに夢中になる経験ができるのは、Z会の推せるポイントですね。
洗濯ばさみやバナナなど、家にある道具や材料で遊ぶ経験を積んでいくと、自分で楽しみを見つけられる子どもになりそう…!
(期待も込めて。笑)
(期待も込めて。笑)
せんたくばさみだいへんしん
洗濯ばさみを使った遊びは、家でできるモンテッソーリ遊びなどでも取り上げられる遊びですが、取り組んでみてびっくり。意外なほど集中して遊んでいました!
洗濯ばさみを動物の足に見立てた後は、とんとんずもうで遊ぶこともできます。
すもうも好きだったようで、よく誘いに来たり、一人で練習したりしていてかわいいです。
- 洗濯ばさみやはさみを使う手指の巧緻性
- ねらったところを挟む空間認知力
- 洗濯ばさみを何かに見立てる想像力
- お手本のように真似する観察力
- 箱をたたく力を加減する調整力
- 人と遊ぶコミュニケーション力など
簡単にできる遊びですが、上記のように、遊びの中でいろいろな力が使われています。
「子どもとの遊びの時間を大切にしたいな~」と思っていても、日々の生活の中でつい後回しになってしまうことってありませんか…?私はあります。
Z会の教材が届くことで遊びのきっかけを毎月つくることができるので、それだけでも受講の価値があると感じました。
まっくろバナナ
焼きバナナをつくる体験にも挑戦しました。
- 絵を見て手順を確かめる
- 調理に興味をもつ
- 調理器具の扱いに気をつける
- 加熱による味の変化を感じる
- 皮の色の変化を感じる
こちらの体験も、考える力を育てるきっかけがつまっています。
子どもが小さいうちから一緒に台所に立って料理をすることで、生きる力を学ばせる「台所育児」にもつながる体験ですね。
ちなみに、うちの子の場合は食感が苦手だったようで、できあがったバナナは下の子と私でおいしくいただきました。
リンク
限定特典では人とのコミュニケーションや字への興味アップ◎
限定特典のお手紙セットは、たくさんのシールがついていて字が書けないお子さんでも楽しめる内容です。
便箋の形もおもしろいものが多く、いろいろな人にお手紙を書いて…つくっていました。
シールを貼りながら「これは何て書いてある?」と字に興味を示す場面も。
手紙を届ける相手を思いながら、メッセージを考える時間も子どもの成長にとって大切な時間ですね。
字の読み書きができなくても十分に楽しめるので、お手紙が好きなお子さんは大喜びの特典になりそうです。
ことばあそびワークは、年齢によっては難しいページもありましたが、最後までやってみたいということで挑戦!
なぞりがきの字がヘロヘロですが、それもかわいい♪
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ワークに興味がない子にはきっかけが必要かも△
Z会のおためし教材をやってみて感じた唯一のデメリットは、教材がシンプルすぎること。
おもちゃや付録を増やしたくないという大人にはぴったりですが、お子さんによってはやる気を引き出すきっかけが必要になるかもしれません。
教材内容は、じっくりと「考える力」をのばしてくれる良質なもので、私のイチオシです。
シンプルなワークが苦手な場合は、キャラクターの力を借りてワークの楽しさにふれてみるのも一つの手ですよ。
うちの子のワークデビューは、誕生日にもらったプリキュアのワークでした。
【知育ドリル 】3歳児はじめてのワークにはキャラクターものがおすすめ
まとめ:Z会は考える力や生活の経験値を伸ばしたい人におすすめ
この記事では、Z会の新年少向け・おためし教材や限定特典の内容、3歳児が取り組んでみた様子について紹介しました。
この記事のまとめ
- Z会の幼児コースは、ワークと体験を両輪としたカリキュラム。
- 主体的に学ぶ力=「あと伸び力」を育てることがねらい。
- シンプルで、質が高い教材内容で親子時間が充実♪
- お子さんによっては、興味を引き出すくふうが必要かも。
シンプルな内容と体験教材が充実しているところに魅力を感じて、我が家ではZ会年少コースの受講を決めました。
考える力や、お子さんの生活経験を豊かにしたい人に、おすすめの教材です。
ただし、シンプルな教材なので、お子さんによっては興味を示さないということもあるかもしれません。
せっかくの教材が使われないのは悲しすぎるので、まずは、実際におためし教材をためしたり、他の教材と比べたりして、ご家庭にぴったりのものが選べるとよいですね。
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