資格は意味ないって本当?|通信講座の体験談と資格取得で意識したいポイント5つ

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ご自身のキャリアアップやスキルアップを考えるときに、思い浮かぶものの一つに「資格取得」という選択肢があります。

お仕事によっては、特定の資格を取ることで給与アップや、昇進につながることも。

一方で、資格はとっても意味がないという意見を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか?

特に、通信講座などで展開されている在宅でとれるような民間資格については、使えない資格だと言われることも多いようです。

そんな意見を聞くと、始める前から心が折れそう…!

実は、私も資格取得をする前には、「資格は意味がない」という考え方を知り、資格に対して後ろ向きになっていました。

通信講座に高い値段を支払うなら、いろんな本を読んだ方がいいかも…

そんなふうに考えて、通信講座にはなかなか踏み出せなかったのですが、いつまでたっても読書が進まない…。

育休で時間ができたのをきっかけに、気になっていた複数の講座を受けて、資格を取得してみました。(一般に、意味がないと言われがちな民間資格です。)

民間資格とは
民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格のことです。
企業によっては、国家資格や公的資格と同じように認知度の高いものや、直接職業に結び付く資格もあります。

実際にやってみて感じたのは、「資格取得には意味がある。でも、取得するだけでは意味はない。」ということです。

この記事では、「資格は意味ない」という考えに対して、実際に資格を取得してみて私が感じたことをまとめてみました。

目的をもって、それに合った資格を取得することは、意味のあることだと感じています。
資格取得を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること

  • なぜ民間資格は意味がないと言われるのか、その理由
  • 実際に受講・資格取得して感じたこと
  • 資格取得を意味あるものにするために気をつけたいこと
私は、キャリカレやユーキャンで資格取得にチャレンジしました。
目次

民間資格が意味ないと言われる3つの理由

そもそも、なぜ資格をとっても意味がないと言われているのでしょうか。理由として下記の3つが挙げられます。

  1. 誰でも取りやすいから
  2. 基礎を学ぶ場合も値段設定が高めだから
  3. 就職等に即つながるわけではないから

1.簡単に取得できる資格が多いから

キャリカレやユーキャンは、どちらも100以上の講座が展開されていて、取得できる資格の中には、在宅受験可能なものも多くあります。

在宅受験って、テキストを見ようと思えば見れちゃうんですよね…

在宅で資格を取れるのは、忙しい中で何かを学びたいと考えている人にとって魅力的ではありますが、裏を返せば誰でも受験ができて資格取得のハードルが低いということ。

その受験のしやすさから、誰でもとれる資格=持っていても意味がない資格という捉え方をされることもあるようです。

2.講座の値段が高いから

資格取得のためにかかる通信講座は、安いものでも2万円代、高いものになると10万円を超えるようなものもあります。

資格取得に必要とは言え、決して安い買い物とは言えないですよね。

さらに、講座によって違いはありますが、学習内容は、初めての人にもわかりやすいようにまとめられているものが多いです。

その内容について学んだことがある人が受講すると、すでに知っている内容が多いこともあるようです。
  • 本でも同じような内容が学べる
  • 内容が基本的すぎる

上記のように感じる人もいて、内容と講座内容が合っていない=資格のために高いお金を払う意味がないと捉えられることもあります。

3.就職や転職では、資格より実務経験が重視されるから

日本に3000以上あると言われている資格の数々。

大きく分けると、ビジネススキルにつながる実務系、ご自身の趣味や興味を追求する教養系に分けられます。

「資格」と聞くと手に職をつけることができると感じる方もいるかもしれません。しかし、資格は取るだけで就職・転職につながるものではなく、実際に重視されるのは、実務経験だったり、その人の適性だったりします。

また、「○○アドバイザー」や「○○プランナー」などの名がつく資格についても、次のような理由から、仕事として活動するにはハードルが高めです。

  • その資格専任の求人がないことが多い
  • 認知度が低い資格は、開業しても顧客の獲得などが難しい

資格取得をしても、就職・転職・開業などがすぐに約束されているわけではないことも、意味がないと言われる理由の一つだと言えるでしょう。

資格に意味はあると感じた理由3つ

実際に受講してみて、通信講座や資格取得について言われる下記の内容は事実だと感じました。

  1. 誰でも取りやすい
  2. 基礎を学ぶ場合も値段設定が高め
  3. 就職等に即つながるわけではない

でも、このような事実があるからと言って、「資格には意味がない」とは言えない!というのが私の考えです。

そう考える理由についてお話していきます。

1.資格を取ることで、知識やスキルを得た証明になるから

誰でも取りやすい資格に意味はないと言われますが、難易度は低くても実際に資格取得の行動を起こす人は多くありません。

資格は一定の知識やスキルを身につけていることの証明です。資格があると、「○○について学んだことがある人なんだ。」ということを相手に伝えられるし、自分の自信にもつながります。

また、簡単に取れる資格と言っても、取得するには一定の知識を身につける必要があります。

私は複数の講座を受けましたが、どの講座も基本的な理論と実践的なスキルがバランスよくカリキュラム化されています。

資格取得に向けてくり返し学習&実践していくことで、確実にレベルアップできたと思っています。

私の場合は、本は読んで満足しがちなのですが、資格取得後は、もっとしっかり勉強していきたいとさらにモチベーションが上がりました。

資格はもちろん、知識やスキルを身につけていく過程にも意味があると感じましたよ。

2.資格取得を目指すことで効率よく学習できるから

資格取得で通信講座にお金を使うなら、本を読んだ方がよくない?

冒頭にも書きましたが、そんなふうに考えていた私は、1人目の育休中は図書館に通い、興味のある本をかたっぱしから読んでいました。

もちろん、本から学ぶこともたくさんあったのですが、本によって難易度や切り口が違うから、知識を整理するのが難しい!!!

何よりも読んで満足してしまって、実践につなげられない部分も多くありました。

いろいろ学んでみたいことはあったのですが、あっという間に1人目の育休期間は終了。仕事復帰後は、読書も後回しにしていました。

2人目育休中は、前回の反省を活かしたいと、通信講座にチャレンジ。

勉強を始めてびっくりしたのは、テキストがすごくわかりやすいこと!

なぜそうするのかという理論と、実践にあたるやり方がバランスよくまとめられています。

実際にワークをやってみることで、読書だけでは定着しにくい知識も頭に残りやすかったです。

質問や添削問題などで気になる疑問もつぶしていけるのも心強いポイント。

効率よく学習が進められるようにカリキュラムが組まれているので、教材選びや学習の進め方に悩む時間はいりません♪

新しく学んでみたい分野があるけど、何から始めればいいかわからない…という人は、効率よくわかりやすく学べる通信講座はおすすめです。

本と比較して学習のコスパを考えると、通信講座の値段も納得です。
試験合格で、学んだことが資格として残るのも嬉しい!

3.資格は自己アピールのネタに使えるから

就職・転職の場面では、資格よりも実務経験が重視される…と言われても、実務経験はすぐに積めるものではないですよね。

しかし、資格は在宅で取得できるものもあります。

実務経験や資格は武器のようなものだと感じています。

同じ面接に臨むにしても、丸腰で挑むのか、武器をもって挑むのかで戦い方が変わります。

資格で学んだことを仕事でどう活かしたいのかを伝えることで、自分の知識ややる気をアピールすることができます。

ただし、仕事との相性はあると思います。仕事先との親和性のある資格選びも大切です。

資格取得を意味あるものにするためのポイント5つ

資格取得には、たくさんのメリットがあります。下記は、メリットの一例です。

  • 体系的な知識を得られる
  • スキルアップやキャリアアップにつながる
  • 自分の考えや将来の可能性が広がる

このようなメリットが得られるだけでも資格取得には意味があると思うのですが、取得するだけでは意味がないものになってしまうこともあります。

せっかくの資格を意味あるものにするために、資格取得を目指すときに気をつけたいポイントを5つまとめました。

1.資格を取る目的をはっきりさせること

あなたは、何のためにその資格を取得したいですか?

仕事に活かしたい、家族との関係に活かしたい、趣味を深めたいなど、人それぞれに目的があると思います。

資格取得は、ゴールではなくスタート。

資格を取得した後に、どんなふうに使いたいのかその目的をはっきりさせることが資格を活かすことにつながります。

2.自分に合った資格を選ぶこと

「人気資格ランキング」などで、いろいろな資格が紹介されていることがありますが、大切なのは自分に合った資格を選ぶことだと思います。

現在のお仕事の内容や、興味のある職種、ご自身の関心事などから「学んでみたい」と思える内容の資格を選びたいものですね。

私の場合は、自分が好きな分野については、進んで楽しく学習できていますが、夫に勧められた資格の勉強についてはなかなかはかどりません。

3.費用対効果を考えること

学習の効率やサポート内容を考えると、通信講座の費用は高すぎることはないと思っています。

ただし、FP(ファイナンシャルプランナー)など、通信講座を受講しなくても独学で学習を進めることができるものもあります。

ご自身で費用対効果を考えられて、納得して学習を始めることが大切です。

ちなみに、私は自分の子どもと関わるスキルを伸ばしたくて、保育系の資格をキャリカレで取得しました。

チャイルドコーチングアドバイザー講座で6~18歳を対象にしているコーチングスキルを学ぶと、1人当たり12年間×2人分=のべ時間24年の間、学んだスキルを活かせるチャンスがあります。ここで学べることは講座代以上の価値があると考えて受講を決めました。

資格取得にかかるお金、得られる効果、使える場面など、具体的に想定して資格取得を目指したいですね。

4.実践する場をつくること

せっかく資格を取得しても、実践しなければ知識は忘れていってしまいます。

また、実際に資格を取得してみて思うのは、通信講座の資格取得には実践の場が圧倒的に少ないということです。

これも、資格が意味ないと言われる理由の一つかもしれません。

「資格よりも経験の方が重視される」ということは、先ほどふれましたが、資格取得後に実践を積み重ねれば、スキルは磨かれます。

まずは、身近なところから学んだスキルを実践することで、資格取得がどんどん意味あるものになっていくと考えています。

5.知識をブラッシュアップしていくこと

資格を取得しても、身につけるべき知識はまだまだたくさんあります。

講座で学べることだけがすべてではありませんし、法律などが関係する場合には改定によって内容が変わることもあります。

資格を意味あるものにしていくために、資格取得後も勉強を続けていくことも大切だと考えています。

私も、資格取得後もテキストを見返したり、関連の本を読んだりする日々です。

まとめ:自分の役に立つ資格は意味がある!

この記事では、自分が実際に資格取得をして感じたことをまとめました。

世の中には本当にいろいろな資格があって、「意味がない」と言う意見があることも事実です。

でも、どんなにマイナーな資格でも、それがやってみたいことならば、学ぶ意味はあるはずです。

自分が役に立つと思える資格は意味があります!

私は、資格取得で自分が今まで整理できていなかった部分を体系的に学び直せましたし、お金を払った分、しっかり身につけるぞ!というやる気もわきました(笑)

そして、資格の認定証が届くと、この認定証に恥じないようにしよう…なんて、謎の責任感も生まれました。

今、「資格取得を悩んでいるけど、意味ないのかな?」と悩まれている人は、次の5つ質問を見てみてください。
  1. 資格を取る目的がありますか?
  2. その資格は、あなたの興味があることですか?
  3. 費用対効果に納得できていますか?
  4. 資格で学んだことを実践する場はありますか?
  5. 資格取得後も学び続けたい内容ですか?
「はい」が多かった人は、資格を取得して意味がないと感じることはないと思いますよ。
資格取得に向けて、一歩踏み出されてみてくださいね。
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この記事を書いた人

ゆとりのある人になるのが目標。
頭に乗っているのは、ゆトリさんです。

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