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整理収納アドバイザー2級・準1級を取得するには?|かかる費用や学習期間を講座ごとに比較
2022年2月26日
ハウスキーピング協会が認定する整理収納アドバイザー資格。女優の多部未華子さんも取得をされていて、知名度も高めの資格です。
講座の中で学べる整理収納術は、暮らしの中ですぐに活かせて、多くのメリットを生み出してくれる一生モノのスキルの1つ。
片づけ上手さんはもちろん、片づけが苦手な人にもおすすめの資格です。
整理収納アドバイザーの資格を取得する方法は2通り。
- ハウスキーピング協会が主宰する講座を受ける
- 「ユーキャン」の通信講座を受ける
講座を受けて認定試験をパスすれば、各級の整理収納アドバイザーの資格を取得できます。
私はユーキャンで講座を受けた後に、整理収納アドバイザー1級になりました。
この記事では、整理収納アドバイザー2級と準1級の資格取得にかかる費用や学習期間について、2つの講座を比較してまとめています。
それぞれの級ごとの特性もまとめているので、これから資格取得を目指す人の参考になれば嬉しいです。
目次
整理収納アドバイザー2級・準1級・1級の違いを解説
ハウスキーピング協会のHPでは、整理収納アドバイザーの2級・準1級・1級の特性が次のように説明されています。
資格の特性 | |
---|---|
2級 | 整理収納アドバイザーの理論・スキルを総括的に学び、自身の抱える整理収納の課題や家庭環境の改善に生かすための資格。 |
準1級 | 1級同等の高度な知識を有し、それを活用して家族や友人への助言、自らが所属する組織の環境改善など、無償の整理収納活動を行うことができる。 2級資格で得た整理収納の知識をより深めたいが、整理収納のプロとして活動する意志は現時点では持たない方のための資格。 |
1級 | 整理収納アドバイザーのプロとして家庭や企業の整理収納業務を請け負い、快適な環境づくりのための様々な提案や実践を行う。 クライアントや組織が抱える問題点を把握・分析し、対象者や対象部署の整理を促進するファシリテイタ―としてのスキルを有する。 |
下記のように、それぞれの特性をまとめてみたよ。
- 2級では、片づけの理論が学べ、自分の片づけに生かせる。
- 準1級では、片づけのファシリテーションスキルが学べ、無償で周りの人の片づけをサポートすることもできる。
- 1級では、整理収納アドバイザーとして、有償で整理収納業務を行える。
2級と準1級以上の違いは、他者の片づけのサポートについても学んでいるかどうか。
整理収納アドバイザーという肩書を名乗るには、1級の取得が必要になるということです。
整理収納アドバイザーという肩書を名乗るには、1級の取得が必要になるということです。
ここで確認しておきたいのは、ご自身の片付けの目的に合った資格はどれなのかということ。
自分の片づけのスキルアップだけを目指すのであれば2級講座だけでも十分な知識が身につきます。
講座で学んだことを自分以外の周りの人にも伝えたい、いつかは片づけの仕事に携わりたいなどの希望があれば、準1級以上の講座内容を選ぶことになりますね。
準1級では他者の片づけをサポートするスキルも学べるので、家庭や職場の整理収納に活用したい人は、準1級までの受講がおすすめです。
ハウスキーピング協会・ユーキャンの通信講座の費用や特徴を紹介
目的に合った資格が選べたら、できるだけお得に受講したいところですよね。
ハウスキーピング協会主宰の講座、ユーキャンの通信講座にかかる費用の概要は次の表のとおりです。
ハウスキーピング協会 | ユーキャンの通信講座 |
---|---|
2級 24,700円(税込) ※テキスト代含む | 2級・準1級 一括払い 49,000円(税込) 分割払い 3,800×13回分 49,400円(税込) |
準1級 36,300円 ※早割あり |
|
合計 61,000円(税込) 早割適用で 57,370円 |
かかる費用だけを見ると、2級だけならハウスキーピング協会の講座、準1級以上の取得を目指すならユーキャンの通信講座がお得です。
ここからは、各講座の特徴や取得に必要な学習時間などについて詳しく紹介していきます。
2級だけを取得するならハウスキーピング協会主宰の講座がお得
- 2級だけを学び、ご自身の片づけに生かしたい人
- 講師の先生の講座を対面で受けたい人
このような人には、ハウスキーピング協会の講座がおすすめ。
2級は1日間(10:00~17:00)、準1級は2日間(10:00~17:30)の講座内容で、計3日の学習で準1級までの資格取得を目指せます。
講座の時間帯は、会場によって異なることがあるのでご注意ください。
ハウスキーピング協会の講座
メリット
- 直接講座を受けるので、途中で挫折しにくい。
- 講師の先生から、対面で教えてもらえて内容が理解しやすい。
- 会場で短期集中で学べるので、独学が苦手な人も安心。
デメリット
- 日程調整や会場までの移動が必要で、準備が大変。
- 近くで都合のいい日程の講座が開催されているとは限らない。
- 準1級まで取得すると、通信講座より割高になる。
2級だけを学びたい人の場合、近くで講座が開催されていれば、通信講座よりお得に受講できますよ。
残念ながら、希望の場所での講座が開催されていなかった人や受講を迷う人は、2級の公式テキストを読んでみるのもありです!
リンク
このテキストは、実際の講座でも使用されるものなので、後日ハウスキーピング協会の講座を受ける場合には、テキスト代1,600円を差し引いた23,100円で受講できます。
先に本を購入したらテキストが2冊になってしまう…なんてことはないのでご安心ください♪
準1級まで取得するならユーキャンの通信講座がお得
- 2級・準1級をまとめて取得したい人
- 自分のペースで在宅で学習したい人
- 1級を視野に入れていて、お得に受講したい人
このような人には、ユーキャンの通信講座がおすすめ。
ユーキャンの通信講座を修了すれば、整理収納アドバイザーの2級と準1級の資格をどちらも取得できます。
講師の先生から直接話を聞きたいという強い希望がなければ、通信講座の方がお得で、片づけの実践もしやすいですよ。
ちなみに、標準学習期間は4か月、学習サポートは受講開始から8か月まで受けられます。
筆者の場合は、次のようなスケジュール感で講座を修了しました。
- 申し込みから教材到着まで
→約1週間 - テキスト学習&添削課題の提出3回分
→約3週間(週1ペース) - 準1級の認定証が届くまで
→添削の提出から約1か月
添削課題や認定証などの郵送時間があるので、認定を受けるまでの期間は最短でも2か月は見ておくといいかもしれません。
テキストそのものは図や事例が多いので、実質の学習時間はハウスキーピング協会で講座を受けるのと同じ3日間があればかなり読み込めますよ。
ユーキャンの通信講座
メリット
- 在宅でマイペースに学習できる。
- 理論を学びながら、自宅で実践するので、知識が身につきやすい。
- カリキュラムに沿って学習を進めると、家も整っていく。
- 実践事例のテキストやDVDを何度も見直して確認できる。
- 学習サポート期間内なら、わからないところも質問できる。
- 準1級まで取得するなら通信講座の方がお手頃価格。
デメリット
- 学習時間を自分で確保する必要がある。
- 添削課題の郵送や受け取りに少し時間がかかる。
- 対面での講義を受けることはできない。
片づけ理論を学習した後に、自分の身の回りを整える演習が入るので、学習しながら家も片づけられるのが最大の魅力。
外で講座を受ける場合、会場ではやる気が高まっていても家に帰るとなかなか実践できないということもありますよね。
通信講座では、学習したことをその場で実践できるので、片づけのやる気も続きやすく、スキルとしても身につきやすくなります。
実践した片づけは、整理収納アドバイザー1級の2次試験にも活かせます。
学べて、片づいて、試験対策になって…一石三鳥ですね。
学べて、片づいて、試験対策になって…一石三鳥ですね。
まとめ:整理収納アドバイザー資格は取得の目的に合わせて学び方を選ぼう
この記事では、整理収納アドバイザー2級と準1級の資格取得にかかる費用や学習期間について、2つの講座を比較して紹介しました。
2級だけを受講したいという人は、ハウスキーピング協会が主宰する講座を受けたり、公式テキストを読んだりする学び方がお得です。
家族や職場など、自分以外の人が関わる場所の片づけを考えている人は準1級までの受講をおすすめします。
私は、整理収納アドバイザーの学習をしながら実家の片づけに取り組んだのですが、家族と言っても片づけに対する考え方はさまざまですり合わせが大変でした。
家族と話しながら片づけをするときに、準1級で学んだファシリテーションスキルの内容がとても役に立ちましたよ。
準1級までをねらうなら、ユーキャンの通信講座の方が安く、実践的に資格取得を目指せます。
ユーキャンの通信講座は、楽天市場やヤフーショッピング店でも取り扱いがあるので、ネットショッピングを利用している人はポイントが使えるのも推せるところです。
ご自身の片づけの目的に合う講座を選ぶことで、より心地よい暮らしに近づけるといいですね♪
日々の片づけ、楽しんでやっていこう~
▼2級の公式テキストはこちら▼
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