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整理収納アドバイザー1級1次試験勉強法|ユーキャンだけで合格した体験談
2022年3月28日
整理収納アドバイザーとは、ハウスキーピング協会が認定する資格。講座では、物や部屋が片付かない原因を根本的に解決するためのメソッドを学んでいきます。
一言で整理収納アドバイザーと言っても、実は、2級・準1級・1級と資格ごとにできる活動に違いがあり、整理収納アドバイザーの肩書きで活動できるのは1級認定を受けた人だけになっています。
整理収納アドバイザーの1級を取得する流れは次のとおり。
- 協会の認定講座で準1級の資格を取得する。
- 整理収納アドバイザー1級1次試験(筆記)に合格する。
- 整理収納アドバイザー1級2次試験(実技)に合格する。
試験を受けるのは、いくつになっても緊張してしまいますね。
1次試験の情報を調べてみると、ハウスキーピング協会のHPで1次試験対策オンライン学習サイトが案内されています。
協会公式の学習サイトなので、試験の傾向に合った対策ができるのは心強いですが、別途受講費がかかるところが気になるところです。
- ユーキャンの講座だけで対策できる?
- オンライン学習サイトを受けた方がいいんじゃないか?
このような不安がありましたが、育休中で収入減の家計には少しの出費も悩ましく、オンライン学習サイトは利用せずに試験に臨むことに。
結果的には、ユーキャンの講座だけでも1次試験に合格できました。
この記事では、整理収納アドバイザーの1次試験の内容や、ユーキャンの教材を使った学習方法について紹介しています。
学習方法だけを知りたい人は、ここからジャンプできます。
これから整理収納アドバイザー1級の1次試験の内容を学習する人の参考になれば幸いです。
目次
整理収納アドバイザー1級1次試験の試験内容
1級1次試験の試験範囲は、2級・準1級の講座での学習内容になっています。
試験の概要
- 筆記試験(マークシート)かCBT試験(コンピューター)
- 費用:筆記試験11,000円・CBT試験17,600円(早割り16,500円)
- 問題数:100問
- 問題形式:選択問題
- 試験時間:60分
- 合格基準:70点以上合格
- 合格率:70~80%
筆記試験は、受験できる会場や日時が限られていますが、CBT試験では全国300か所の会場から好きな日時や場所を選んで受験できます。
CBTは少し割高ですが、時間を調整しやすく、結果がその場でわかるので、さくっと受験したい人にはおすすめの方法です。
どちらの試験でも、用語や意味を暗記しているかだけでなく、整理収納の理論を応用していく力も判定されます。試験対策としては、理論と実際の活用場面を合わせて理解しておくことがポイントです。
ユーキャンのガイドブック「1級試験前の理解度チェックシート」を参考に、押さえておきたい理論とページ数を記事後半の表にまとめているので、自信のない項目があれば、テキストを見直されてみてくださいね。
受験時間60分に対し、問題数は100問あり、次のような形式で選択問題が出題されます。
- ○×問題
- 正しい文を選ぶ問題
- 語群から単語を選ぶ問題
問題数が多いので、時間配分に気をつける必要があります。じっくり考えるよりも、素早く全体を解いて、後から見直すのがおすすめ。
自信がないところがあっても、他の問題文がヒントになることもあるので悩みすぎず解いていきましょう♪
マークミスや選択ミスには気をつけてね!
ユーキャン教材を使った試験対策と学習方法
ここでは、ユーキャンの教材でどのように試験対策をしたのかを紹介していきます。
使ったのは次の教材です。
- 添削課題集&添削レポート
- メインテキスト3冊
オンライン講座を利用しないと決めた後も不安がありましたが、ユーキャンのガイドブックを見直しているときに、次の文を発見。
1次試験は、当講座の教材をしっかり学習することでじゅうぶん合格レベルに達することができます。当講座での学習以外に特別な対策をとる必要はありません。
引用元:整理収納アドバイザー1級・2級講座ガイドブック
ここまで力強く言い切られていると、ユーキャンの教材1本でもいける気がしますよね(笑)
ユーキャンの講座とご自分の力を信じて、しっかり対策していきましょう。
1.添削課題を解き直す
試験対策として、メインでやったのは添削課題集の解き直しです。
添削課題を解くと、次のような問題を解きながら講座の内容を復習することができます。
- 正しい文を選ぶ問題
- 語群から単語を選ぶ問題
薄くて持ち歩きやすいので、移動中などに目を通していました。
学習のポイントは、正しい選択肢以外にもしっかり目を通すこと。
- 選択肢のどこが誤っているか
- 正しい記述は何なのか
解説ができるようになるつもりで2~3回解き直しました。
課題の提出後に返送される添削レポートは、それぞれの問題のくわしい解説があるので、ぜひ読み込んでほしいです。
2.テキストの重要語句の見直し
試験の直前は、テキストの重要語句や理論を見直しました。
試験まで時間がない場合
添削問題や実際の試験を受けて、絶対押さえておきたいと感じたのは、次の5つの内容です。
- 整理収納のステップ
- ステージ理論
- 整理の基本領域図
- ファシリテイトの基礎
- 職場での整理収納
整理収納の理論については、必ず暗記しておきたいところです。
整理収納アドバイザー1級の仕事内容で必要となるファシリテイトスキルや、家庭と違いのある職場の整理収納についても復習しておいてよかったと感じましたよ。
直前でテキストすべて読み直す時間はないという人は、用語やレッスンのポイント整理を中心に見直してみてくださいね。
私も対策を始めたのが直前だったので、理論や職場のページにしぼって用語中心におさらいしました。
試験まで時間がある場合
ユーキャンのガイドブック巻末には「1級試験前の理解度チェックシート」があり、学習の定着度のチェックができるようになっています。
チェックシートを参考に押さえておきたい理論とテキストのページ数を表にまとめてみたので、学習の参考になれば嬉しいです。
整理収納の理論 | テキスト番号とページ |
---|---|
整理収納のステップ | 【1】P45 |
ステージ理論 | 【1】P36 |
整理の基本領域図 | 【1】P57 |
収納の目的 | 【2】P8~26 |
5つの鉄則 | 【1】P74、【2】P27~ |
収納の基本と作業プロセス | 【2】P50~ |
ファシリテイトのステップ | 【3】P12 |
ヒアリングスキル | 【3】P14 |
クライアント分析 | 【3】P62~ |
最適な収納方法の選択 | 【3】P89~ |
適正量の設定 | 【3】P74~ |
モノのもつ3つの特性 | 【3】P77~ |
定位置の設定 | 【3】P77~ |
効果的な分類 | 【3】P81~ |
生活行為とゾーニング | 【3】P84~、P109~ |
並べてみると、対応するテキストのページが結構あって大変そう…。
そう感じた人は、ご自身の苦手な分野を中心に復習するのもありです。
ユーキャンのテキストは、下記のように内容が分けられているので、強化したいところから取り組んでみてくださいね。
- 整理収納の理論を学ぶ
→テキスト1 - 理論を実際に活用する流れを学ぶ
→テキスト2 - アドバイザーとしてのスキルを学ぶ
→テキスト3
強調部分、図、用語やレッスンのポイント整理を中心に見ると、効率よく内容を押さえやすくなりますよ。
3.テキストの図を再度暗記する
最後に必ずやってほしいのは、テキストに何度も出てくる図をしっかり暗記することです。
- 整理収納のステップ
- ステージ理論
- 整理の基本領域図
これらの理論を表す図は、テキストや添削課題にも何度も登場しますよね。
試験のときに、これらの図が頭に入っていると問題がかなり解きやすくなりますよ。
私は、整理収納のステップをあいまいに覚えていたので、試験中悩んでしまいました。
自分で図をかける、頭の中にしっかりイメージできるというレベルで押さえておきたい理論と言えます。
不安な人はハウスキーピング協会の対策講座もおすすめ
ユーキャンの通信講座のテキストでの学習方法を紹介しましたが、不安な人はハウスキーピング協会の1次試験対策オンライン学習サイトを利用するのもありです。
試験の内容はユーキャンのテキストで十分に押さえられましたが、実際の試験では出題のしかたが添削課題とは違い、解答に戸惑ったからです。
- 少しお金がかかっても、対策に力を入れたい
- 独学での対策は不安
- 本番の出題傾向をつかみたい
このような人は、独学で悩むより1次試験対策オンライン学習サイトで協会公認の試験対策に取り組んだ方が、安心して試験に臨めるかもしれませんね。
まとめ:基本を押さえれば、合格レベルに到達できる
この記事では、整理収納アドバイザーの1次試験の内容や、ユーキャンの教材を使った学習方法について紹介しました。
試験は、60分間で100問というスピーディーな判断と正確な解答が求められる試験。
協会公式の1次試験対策オンライン学習サイトもありますが、ユーキャンの通信講座の内容だけでも合格点に達することはできます。
- 整理収納のステップ
- ステージ理論
- 整理の基本領域図
- ファシリテイトの基礎
- 職場での整理収納
上記のような、整理収納の基本的な理論、アドバイザーとしての基本を中心に、講座の内容を押さえてみてくださいね。
1級1次試験の健闘をお祈りしています!
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