0歳も笑う!?はじめての絵本の選び方とおすすめ10選

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赤ちゃんに絵本はまだ早い?

そんなことはありません。赤ちゃんでも、大人と一緒に絵本を楽しむことができます。

この記事では、はじめての絵本を選ぶときのポイントや、赤ちゃんにおすすめの絵本について紹介していきます。

とっておきの1冊を見つけて、赤ちゃんとの時間をもっと楽しくしちゃいましょう♪

赤ちゃんの笑顔、たまらないよね~
目次

0歳の絵本を選ぶポイント

赤ちゃんのはじめての絵本を選ぶポイントは、次のとおりです。

  1. 赤ちゃんにとって、見えやすい色であること
  2. シンプルな内容であること
  3. しかけがあること
  4. じょうぶな素材であること
  5. お家の人が好きなものであること

このようなポイントに気をつけると、赤ちゃんが喜ぶ絵本を選びやすくなります。

1つずつ説明していきますね。

1.赤ちゃんにとって見えやすい色であること

生まれたばかりの赤ちゃんが認識できるのは、白黒の2色だと言われています。

赤ちゃんの色彩感覚は、生まれてから急速に発達し、数週間後に、赤、黄、オレンジ、緑などのはっきりとした色を認識できるようになるそうです。

最新の赤ちゃん研究では、赤ちゃんの見える色や好きな形などもわかってきているそうです。

赤ちゃんに見えやすい、「好きな色」ベスト5を山口教授に挙げてもらうと、1位から青、赤、紫、オレンジ、黄色。どれもはっきりした、大人にはちょっとキツく感じるような色ですね。形や模様も、ギザギザ、とげとげ、しましま、ぐるぐる、といった特徴的なものを好みます。

パステルカラーは見えてない? 専門家に聞いた赤ちゃんの“発達にいい”色と形 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)

つまり、っきりした色使いや特徴的な形を選ぶことで、赤ちゃんの興味を絵本に向けることができるといえます。

赤ちゃんのための白黒赤の絵本もあるほど、使われる色は大切なんだね。

2.シンプルな内容であること

赤ちゃんの絵本は、言葉のもつリズムも大切です。

  • 1ページの文章が少ない
  • おもしろい音がある
  • 文章がリズミカルである

以上のような特徴がある絵本は、赤ちゃんも一緒に楽しむことができます。

3.しかけがあること

絵本のしかけには、いろいろなものがあるよ。
  • 開くと飛び出す
  • ひっぱったりめくったりできる
  • 遊ぶおもちゃがついている
  • 鏡がついている

年齢によって、いろいろなしかけを楽しめますが、赤ちゃんが、絵本に興味をもつきっかけをつくるのにもしかけ絵本はぴったりです。

しかけ絵本を使って手を動かすことで、赤ちゃんの脳の発達にもつながっていくことが期待できます。

4.じょうぶな素材であること

身の回りのものを何でも口にしてしまったり、力の加減が難しかったりで、気が付くと絵本がびりびり・ボロボロになっているなんてことも。

我が家の絵本も、噛みちぎられた形跡があります(笑)

厚紙でできているボードブックや布絵本を選ぶことで、赤ちゃんが思う存分絵本で遊ぶことができます。

赤ちゃんが自分の手でふれて、たくさん遊べることも、大切なポイントです。

5.お家の人が好きなものであること

世の中には、たくさんの素敵な絵本があります。

「知育にいい。」、「赤ちゃんも読める。」と言われると、どれを選べばいいのかわからなくなりませんか。

はじめての絵本は、赤ちゃん以上にお家の人にとって思い出の1冊になること間違いなし。

これからたくさん読んでいく絵本。お家の人が好きなものを選びましょ♪

0歳のおすすめ絵本

1.しましまぐるぐる

赤ちゃんが好む形と言われているしましまやぐるぐるがたくさん出てくる絵本です。

各ページに顔の絵も描かれているので、赤ちゃんの視線をくぎ付けにしてしまうかもしれません。

次女のファーストブック♪2か月のときから絵本の方をじっと見て、手足をバタバタさせていました。

おすすめの読み方

  • しましまやぐるぐるの形を指でなぞる
  • 「○○さんはどこかな~?ここ!」と指さす

▼布絵本を触りながら、いろいろな感覚を楽しむこともできます。

2.しゃかしゃか

ありそうでなかったラトルがついている絵本です。

振るとカシャカシャと音がするので、自然と赤ちゃんの視線が絵本に向きます。

1ページごとに場面も大きく変わり、いろいろなラトルの表情を楽しむことができます。

おすすめの読み方

  • ラトルを鳴らしながら読む
  • 縦振り、横振りなど場面に合わせてラトルの振り方を変える
機嫌が悪い次女が、ラトルと絵本の動きでニコニコになることもある絵本です。

▼キラキラ光る金色に赤ちゃんもくぎづけ!?

7、8か月頃の月齢の赤ちゃんは。金色を特別な色と認識できることもわかっているそうですよ。

3.へんしん!おばけちゃん

黒い背景に浮かび上がる真っ赤なおばけちゃんがりんごに変身!

しかけを動かすことで、今まであった絵が違うものに変身していきます。

黒地に赤、黄色、白などのはっきりとした色を使っているので、赤ちゃんにも見えやすいです。

小さいうちはお家の人が、少し大きくなったら自分で絵を動かしながら楽しむことができるしかけ絵本です。

おすすめの読み方

  • 「なにかな~」と焦らしながら、ゆっくり変身させる。
  • パッと速くしかけを動かして、変化を楽しむ。
うちの子は、絵本にくぎづけ。よだれを垂らして大興奮です(笑)

▼顔が変わるしかけ絵本、「お!かお」も楽しいです。

4.ゆびにんぎょうぶっく てんとうむしくん

輪郭も色もはっきりとしていて、赤ちゃんにも見やすい絵本です。

絵本の真ん中が指人形になっていて動かすことができます。

てんとうむしくんが、お友だちの虫とごあいさつをしていくのですが、まねっ子ができる赤ちゃんだとかわいいお辞儀姿が見られるかもしれませんよ。

本に興味をもつきっかけに…と本やでおすすめされた1冊です。
赤ちゃんも、指人形の動きに興味津々だね~

おすすめの読み方

  • お話の内容に合わせて指人形の動きを変える。
  • 指人形を使って赤ちゃんにも話しかける。

▼うちの子のお気に入りはうさぎさんでした。

邪道な楽しみ方ですが…穴をのぞいて、大喜びでした!

5.はらぺこあおむし ふわふわブック

とても有名なエリック・カールさんの「はらぺこあおむし」が布絵本に。

小さなあおむしがついていて、物語の世界観たっぷりの布絵本の中を動かすことができます。

布絵本のいいところは、赤ちゃんがたくさん触って遊べるところ。ふわふわなので、大人も安心して遊ばせることができます。

各ページには、物の名前やものの名前がひらがなで書いてあり、物語ではありませんのでご注意を。

絵を見ながら、赤ちゃんに語りかけたり、お話をつくって聞かせてあげてね。

おすすめの読み方

  • あおむしになりきって動かす。「むしゃむしゃ」、「おいしそう」
  • 「つぎはなにかな~?○○だ。」など食べ物の名前をお話する。

▼物語はボードブック版があります。

6.ぎゅっ

「ぎゅっ」という言葉だけで、お話が進んでいきます。

子ザルのジョジョが散歩をする中で、いろいろな動物の親子が「ぎゅっ」とハグをしていきます。

それに合わせて、ジョジョの表情にも変化が…。

赤ちゃんはもちろん、少し大きくなってお話ができるようになると、ジョジョの気持ちを想像しながら楽しむことができる絵本です。

おすすめの読み方

  • 「ぎゅっ」に合わせて、赤ちゃんをぎゅっ!
  • 「つぎはだれかな~?○○さんだ。」と動物の名前をお話する。
「ぎゅっ」がたくさん出てくるので、赤ちゃんのかわいい「ぎゅっ」が聞けるかもしれません。

7.くっついた

「きんぎょさんときんぎょさんが」…「くっついた」

ページをめくると、離れていた2匹の金魚がぴったりとくっつきます。

かわいい絵柄と、くっつくというシンプルな内容が赤ちゃんを楽しませてくれますよ。

おすすめの読み方

  • 「くっついた!」で、赤ちゃんのいろいろなところに手をくっつける。
  • 絵を指さしながら、離れているところやくっつくところに注目できるようにする。
次女が4か月のとき、「くっついた!」で上の子がくっついてくると大笑いしていました。あたたかい時間を過ごせる絵本ですよ。

8.だっこっこ

いろいろな動物の親子が出てくる絵本です。

絵本を読みながらのスキンシップはもちろん、日常生活の中にも絵本のフレーズを取り入れることで、楽しい気持ちになれる1冊です。

おすすめの読み方

  • 出てくる動物などについて、絵を見ながらお話しする。
  • お話に出てくる行動を実際にやってみながら読んでみる。
こちらも、赤ちゃんを「ぎゅー」したくなる絵本です♪

9.へんなかお

題名の通り、動物たちのへんなかおがおもしろい絵本です。

この絵本の最大のおもしろさは、最後のページが鏡のようになっていること。

絵本に自分の姿が映り、赤ちゃんがより絵本の世界を楽しむことができるんですよ。

おすすめの読み方

  • 変な顔のページの効果音を、いろいろな声色で読んでみる。(低い声とか高い声とか、大げさなほど喜んでくれます。)
  • 赤ちゃんに向かって、大人も変な顔をしてみる。
長女はこの絵本で、変顔することを覚えました。

10.だるまさんが

泣く子も笑うというキャッチフレーズにも納得の魅力的な絵本。

「だ・る・ま・さ・ん・が…」に続くだるまさんの動きがかわいく、おもしろく、読んでいる大人も子どももほっこりしてしまいます。

おすすめの読み方

  • 赤ちゃんをお膝に乗せて、「だ・る・ま・さ・ん・が…」で左右に揺らす。
  • 「びろーん」と伸びるなど、だるまさんの動きをまねして赤ちゃんを動かす。
3歳の長女は、今でも大好きな1冊。特に1歳のときはお気に入りでした。
長く楽しめるのも、魅力だね。

まとめ:お気に入りの1冊から絵本ライフを始めよう

よく読んだ絵本の中から、うちの子がお気に入りだった絵本を紹介しました
赤ちゃんの絵本選びのポイントをおさらい♪

選ぶポイント

  1. 赤ちゃんにとって、見えやすい色であること
  2. シンプルな内容であること
  3. しかけがあること
  4. じょうぶな素材であること
  5. お家の人が好きなものであること

不朽の名作はもちろん、日々たくさんの絵本が出版されています。

本屋さんや図書館で本を見てみると、おもしろい絵本に出合えることも…。

赤ちゃんも大人も楽しめる1冊を選ぶ参考になれば、うれしいです。

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この記事を書いた人

ゆとりのある人になるのが目標。
頭に乗っているのは、ゆトリさんです。

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