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ディズニー英語システム(DWE)の後悔ポイントと失敗しないための対策
2022年10月3日
英語を使いこなすスーパーキッズがたくさんいることでも有名な英語教材と言えば、ディズニー英語システム(通称:DWE)。
この教材があれば、うちの子も英語を話せるようになるかも…
そんな淡い期待を胸にいだかせてくれるディズニー英語システムですが、高額な教材ということもあり、購入を後悔したという声が多いのも事実です。
この記事では、ユーザー歴4年の筆者がディズニー英語システムで購入後に後悔しやすいポイントを7つ紹介しています。
もし、今購入を考えている人は、焦って購入する前に後悔しやすいポイントを知っておいてほしいです。
私は、現在も使用を続けていますが、お金・時間・労力がかかることはいなめません。
購入前に親がどれだけ覚悟を決めているか、親がどれだけ教材を好きになれるかが、後悔しないために大切だと思っています。
わが家の場合、購入にいたるまでに、DWEのサンプル請求の他にも、幼児向けの英語教材をかたっぱしからお試しをして、続けたいものを選びました。
記事の後半で、失敗しないためにやってよかったことも紹介しているので、今DWEの購入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
目次
ディズニー英語システム(DWE)購入後の7つの後悔ポイント
ここからは、購入後に後悔しやすいポイントを紹介していきます。
かくいう私は、今のところ後悔はないものの、続けていけるのかという不安は常にある正規ユーザー5年生です。
教材費が高い&ランニングコストがかかる
ディズニー英語システムでは、目的や予算に応じて10通りのパッケージが用意されています。
1番安いパッケージは、税込み52,800円(税抜価格48,000円)ですが、卒業要件を満たすには、ミッキーパッケージ以上の教材を購入する必要があるんです。
ミッキーパッケージの値段は、税込717,200円(税抜会員価格652,000円)、フルセットだと税込981,200円(税抜会員価格892,000円)です。
上記の値段は一括支払いの場合なので、分割払いを利用すると、教材の総支払額が100万円を超えてしまうことも…。
幼児教材としてはかなり高額。
それだけのお金があれば、いろいろなことができるよね。
値段が高額なだけに、思っていた効果が得られないと後悔につながりやすいです。
SNSなどで、教材を使いこなしているご家庭や、同世代で英語をペラペラ発話しているお子さんを見ると、高い教材を生かし切れていないことに落ち込んでしまうことも。
言語を習得するには、時間がかかるとわかっていても、効果が見えにくく、購入を後悔する人もいらっしゃるようです。
さらに、気をつけておきたいのはディズニー英語システムを卒業するまでに、ランニングコストがかかること。
教材の保証サービスや、アウトプットをうながすサービスを利用するためには、ワールドファミリークラブに入会しなければなりません。
- マタニティー会員
長子出産まで無料 - ベビー会員
長子が18か月以下まで1,320円 - 正会員
長子が19か月以上から3,410円
正会員だと、年間40,920円の費用が必要で、イベント参加にも別途費用がかかります。
子どもの成長につれて必要なものも増えていくので、教材を購入した後も、コストがかかってくるのは痛いところです。
教材の金額や毎月の会費を払ってまで、英語環境をつくりたいかどうかを購入前に検討しておきたいですね。
教材に飽きることがある
教材が高額とは言え、それなりの成果が見えれば続けやすいのですが、問題は子どもが興味をもたなかったり、飽きたりする場合があること。
ディズニー英語システムでは、英語の音声と意味を理解しやすくするために、紙芝居のような映像が使われています。
ディズニーアニメの映像が使われる場合もありますが、場面の切り取りで、音声は英語のナレーションや語りかけなので、お子さんによっては興味をもちにくいかもしれません。
わが家もDVDの内容や年齢で、DWEイヤイヤ期が定期的におとずれています。
基本的にはかけ流しが大切だと言われていますが、同じ内容のものをくり返し見続けることになるので、教材の内容に飽きてしまうことも。
はじめは興味を示していても、成長とともにその興味が移り変わって、使わなくなってしまうことも考えられます。
そのときに、あの手この手で大人が働きかける心の余裕と時間はありそうですか?
子どもの自主性に任せた結果、せっかくの教材が眠ったままになってしまうと、高額なだけに後悔も大きくなってしまいます。
教材の量が多く、使いこなすのが難しい
教材自体はよいものだという声もありますが、量が多く、使いこなすのが難しいのも後悔ポイントの1つ。
卒業要件に最低限必要なミッキーパッケージの教材だけでも、次のような内容になっています。
- CD・Blu-ray
- 絵本・読み上げ機能のあるペン
- 英語音声入りのカード
- 教材と一緒に使うおもちゃなど
内容量がたくさんあって、ユーザー歴4年でも使いこなせている感じがしない。
教材の使い方を知る無料イベントや問い合わせができるコンタクト・センター、保護者向けのガイドブックなどもありますが、サービスが手厚いからといって、使いやすいとは限りません。
私の場合、無料イベントはコロナ禍でタイミングを見計らっているうちに期限オーバーになり、ガイドブックが何冊もあり全部は読み切れていない、電話での問い合わせと言っても何を聞けばいいのかわからない…という状態です。
英語環境づくりのステップは示されますが、どのように時間をつくるのか、どのように学ぶのかは大人次第なところも。
日々の子育てや仕事にくわえて、英語環境のスケジュールを組むって大変ですよね。
比較的新しいディーズニー英語システムが中古市場で出回っているのを見ても、使いこなせずに手放してしまう人も多いことがわかります。
CD&DVDを毎日かけ流すのは大変
わが家で細々と続けているCDやDVDのかけ流しも、毎日続けるのって地味に大変です。
かけ流しを行うのは、家にいる時間=朝や夕方以降の時間帯になるので、出かける準備や家事でバタバタしていることも多いんですよね。
ディスクを交換する、パソコンに曲を移す、プレイリストを作成する、再生ボタンを押す…など、ちょっとした時間ですが毎日となると面倒に感じてしまう日もあります。
子どもの機嫌によっては、「これやだ!」と拒否されることも。
興味のないものを見続けるのって大人も子どもも嫌ですよね。
わが家はわりと同じ音楽や映像が流れていても平気な方だと思うのですが、絶え間なく流れる英語に大人が嫌になってしまうこともあるようです。
サービス活用のハードルが高い
ディズニー英語システムの特長の1つは、アウトプットの場所があること。
週に1回ネイティブの先生とお話できるテレフォンイングリッシュや、オールイングリッシュのイベントは魅力的です。
しかし、英語を話すことに抵抗がある人や地方に住んでいる人は、活用のハードルが高いかもしれません。
テレフォン・イングリッシュでの先生とのやり取りはすべて英語。
日本語スタッフと代わってもらうこともできるようですが、英語が苦手な場合、電話をかけるだけでも勇気が必要ですよね。
私は、初めて電話をかけるまで3年以上かかってしまいました。
全国で定期的に行われているイベントも、地方によってはなかなか公演がないこともあります。
開催されてもすぐに席が埋まってしまったり、会場まで1時間以上かけて行ったりと、大人のがんばりは必要不可欠です。
サービス利用のハードルが高く、何も利用していなくても、会員月額として3,410円がかかり続けてしまうのも、購入を後悔する理由だと考えられます。
大人の根気と労力が必須!!!
- 高い教材費&ランニングコスト
- 子どものやる気を出す働きかけ
- 教材の使い方を理解する
- 毎日かけ流しを続ける
- 定期的にサービスを利用するなど
ディズニー英語システムを続けるためには、大人の根気と労力が必須。
購入を悩んでいるときは、買えば何とかなると思っていましたが、実際には買ってからが本当のスタートでした。
お子さんが英語やディズニーにどっぷりハマる場合以外は、あの手この手で子どもが教材を使えるように働きかけたり、毎週のテレフォンイングリッシュの時間を取ったりすることは避けられません。
親子で過ごす時間や、大切なお金の一部をディズニー英語システムにかけ続けたいかどうか、購入前にしっかり考えておきたいところですね。
教材がリニューアルされることがある
ディズニー英語システムでは、予告なく教材がリニューアルされることがあります。
直近では、2019年4月にDVDがブルーレイに替わったり、ミッキーマジックペンに読み上げ機能が付く、ディズニーの登場キャラクターが増えるなど大幅なリニューアルがありました。
私は、2018年11月に購入していたので、差額分の支払いだけで最新バージョンと交換できたのですが、購入時期によっては交換が認められないことも。
教材の内容自体は大きく変わらないとはいえ、ディズニーが好きでこの教材を購入した場合は、絵柄の変化やキャラクター数の増加は大きなポイントですよね。
あとから後悔しないために、予告なくリニューアルがあることを知ったうえで、購入した教材を使い切る覚悟も大切になりそうです。
失敗しないためにためやっておきたいこと
教材の内容や価格に納得して買ったつもりの私も、こんなはずじゃなかった…と感じてしまうことがあります。
今、購入を検討している方があとから後悔をしないためにも、購入前に次の2つをやっておくといいかもしれません。
英語のかけ流しを体験してみる
ディズニー英語システムではずせないのが、英語の映像や音声のかけ流しです。
おうち英語では、家族みんなの協力が不可欠。まずは、英語の音声や映像を流してみて、ご自身やご家族が続けられそうかためしてみてください。
英語が流れている環境、最初は慣れませんでした。
どんな音声を流せばいいかわからないという人や、手っ取り早く教材を試してみたい人は、ディズニー英語システムのサンプル教材がおすすめです。
CDやDVD、ABCポスターなどで、すぐにおうちに英語環境をつくれちゃいますよ。
サンプルが到着すると、実際の教材を試せる「わくわく無料体験」のお知らせの電話がありますが、あまり焦らず、まずはサンプルをしっかり使われてみてくださいね。
サンプル請求後の勧誘が気になる人におすすめなのが、ミライコイングリッシュ。
私がおためしをした教材では、唯一、電話営業がなく、お知らせも漫画風やメールのみのシンプルなものでしたよ。
YouTubeや英語DVDなどで英語音声の動画などを流してみるのもありです。
他の教材もためしてみる
現在わが家で使っているのは、ディズニー英語システムですが、他にも幼児英語教材はたくさんあります。
どうせやるなら、1番いいと感じるものを選びたいですよね。
私が購入を検討したのは、次の4つの教材です。
英語の学び方、登場するキャラクター、費用などそれぞれに特長がありますが、どれもいい教材だと思っています。
どの教材もサンプルをもらうことができるので、それぞれのよさを知って教材を選べば、後悔しにくくなるはずです。
すべてを比較した上で、わが家で重視したポイントは、大人が魅力を感じられるかどうか…ということ。
これから長く付き合っていく教材になるので、購入する大人が好きになれるかどうかは大きなポイントだと思います。
子どもが乗り気じゃないときも、大人が楽しんでいれば一緒に乗ってきてくれることもありますからね。
まとめ:後悔しないために…購入前にいろんな想定をしてみよう
この記事では、ディズニー英語システム購入後の後悔ポイントを7つ紹介しました。
おうち英語って何から始めればよいかわからないという人にとって、幼児向けの英語教材は心強い味方になります。
しかし、おうちで英語環境をつくり続けるには、少なからず大人の根気と労力が必要です。
私は、購入後4年経った今も大きな後悔なく過ごせているのは、購入前に細く長く続けていこうと決められたからだと思います。
購入して後悔する前に、ディズニー英語システムのサンプルで英語環境をつくってみる、他の教材と比べてみるなどして、購入後の取り入れ方を想定してみてくださいね。
あなたにとって、後悔のない選択ができますように。
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