工作で知育!あると役立つ10の道具と使い方のポイントを紹介

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子どもが大好きな遊びの一つである工作。

手指を使った細かな作業が多い工作には、知育につながる要素がたくさんあります。

日常で使う道具が自動化され便利になる一方で、子どもが道具を使う経験が少なくなっているというのも事実。

工作遊びを通して、握る、押さえる、つまむなど、お子さんの手の使い方を鍛えることができます。

工作…と言われると何を作ればいいの?と心配になる人もいるかもしれませんが、決まった形をつくることだけが工作ではありません。

たまたまできた形を見立てて楽しんだり、ひたすらに折り紙を丸めたりすることも立派な工作の活動です。

この記事では、家庭にあると便利な工作に使える道具を紹介します。

おうち遊びに工作を取り入れて、お子さんと楽しい時間を過ごしてみませんか?

この記事を書いた人

  • 知育レクインストラクター資格所持者
  • 幼稚園・小学校免許あり
  • 3歳と0歳の2児の母

[st-aiwa4]がんばらないゆる知育に興味があります。[/st-kaiwa4]

目次

工作で知育♪あると便利な10の道具

すでにご家庭にあるものも多いと思いますが、安全性や使いやすさを考えると、年齢に合ったものを選んであげるのがおすすめです。

道具が使いやすくなると、お子さんのもっとやってみようという意欲にもつながります。

1.はさみ

選ぶポイントは次の3つ。

  • 子ども用のサイズか
  • 右利きか左利きか
  • 切りやすいか

実は、はさみの切りやすさって、利き手によって変わるということを知っていますか?

右利きの私は、左利き用のはさみを貸してもらったときに上手く切れなくてびっくりしたことがありました。

利き手が分かっている場合は、その子に合ったものを選んであげると使いやすいです。

ただし、ある左利きの友人は、小さいころから右用のはさみを使っているため、「右利きのはさみが使いやすい。」とも言っていたので何とも言えないですね。

左利きの子にとって、初めて出会うはさみは重要かも…![/st–kaiwa1]

うちには刃がプラスチック製のもの、金属製のもの両方がありますが、子どもが使いやすいのは断然金属製のはさみです。

はさみを安全に扱えそうならば、プラスチックの練習用のはさみは使わなくてもいいかもしれません。

2.のり

  • でんぷんのり(白っぽい)
  • 液体のり(透明)
  • スティックのり

いろいろな種類がありますが、初めてののりにおすすめなのは、「でんぷんのり」。

指につけて使いやすく、小さいお子さんでも適量がわかりやすいです。

液体のりやスティックのりは、力加減や量の調節が難しいので、工作に慣れてきたお子さん向き。

スティックのりのひねる動きは楽しいけど、うちの3歳児はやりすぎて壊しがちです。

3.セロハンテープ

ぺたっと貼るだけなので、子どもでも簡単に貼る作業ができるセロハンテープ。

  • 刃の所で下(切りやすい方向)に引っ張る
  • グチャグチャにならない長さで切る

このように気をつけるところもあるので、扱い方に慣れるまではお家の人の手が必要かもしれませんが、使えるようになると立体的な工作の幅も広がります。

我が家では、小さな子どもの手でも扱いやすいミニサイズのセロテープを使っています。

4.ステープラー(ホッチキス)

  • 重ねた紙を動かないように持つ
  • 指を使って強くはさんで閉じる

上のようなポイントに気をつけて、一穴の穴開けパンチと同じような要領で練習することができます。

100均などでも扱っていますが綴じるときに力がいるので、軽い力で使えるものの方が扱いやすいです。

安全ロック機能がついているものであれば、お子さんが使うのも安心ですね。

5.クレヨン

鉛筆やペンを使う前段階で使用しておきたいのがクレヨン。

まだ手先が上手に使えないお子さんでも握りやすく、色もつきやすいので扱いやすいです。

  • 運筆力
  • 色彩感覚
  • 想像力

クレヨンを使うことで上記のような力を育むことができます。

我が家で使っているのは、王道サクラクレパス。

使い始めたのは1歳後半からだったのですが、最近ずりばい大好きな下の子(0歳)がクレヨンをかじろうとしているのを発見して焦りました。

ちょっとお値段が張りますが、安全性・品質ともに高いシュトックマーの蜜蝋クレヨンも憧れます。

6.折り紙

折り紙というと、はしをぴったり合わせたり、折り目をつけたりと難しいイメージがあるかもしれませんが、低年齢のお子さんでも意外と使えるアイテムです。

  • ぐしゃぐしゃに丸める
  • びりびりに破く
  • 適当に折る
  • 本を見ながら折る

以上のように、年齢に合わせて幅のある遊び方ができます。

偶然できた形から「何に見える?」、「○○みたいだね。」と見立て遊びをしたり、破いたものをのりでペタペタと貼って作品づくりをしたりと、小さいころからいろいろな遊び方ができます。

年齢が上がってくると、丁寧に折ったり、本を見たりして作品をつくることもできるように。

  • 巧緻(こうち)性
  • 集中力
  • 空間認識力

作品づくりで手先を使う中で、いろいろな力が育む効果が期待できます。

幼児向けの折り紙の本は、100均などで取り扱われていることも♪
1冊あるだけで、いろいろな作品づくりが楽しめますよ。

7.自由帳

  • お絵描きをする
  • シールを貼る
  • 折り紙の作品を貼る
  • はさみで切る

1冊あると、そのときどきのお子さんの興味に合わせて使えるの万能アイテム。

いろいろなサイズを使ってきましたが、サイズが大きめのものの方がのびのびと使える印象です。

[st-aiwa1]基本的には、使い切って一定期間が過ぎたら処分していますが、お気に入りの作品を取っておくと、成長過程が見えて楽しいです。[/st-kaiwa1]

8.丸シール

丸シールも知育のアイテムとしてよく見かけます。

  • シール貼りで手指の巧緻性を育む
  • 色の概念に触れる
  • 数の一対一対応を知る
  • 見立て遊びに使う

以上のように、いろいろな使い方ができます。

「丸シール貼り 台紙」などで検索すると、かわいい台紙がたくさん見つかりますよ。

うちの3歳児は、折り紙で作った作品の目にしたり、カラフルな丸シールでお花を作ったりする見立て遊びがマイブームのようです。

9.絵の具

絵の具…というと少し難しい感じがするかもしれませんが、手順を伝えておけば意外と上手に使えることもあります。

絵の具の量の調節が必要ない固形絵の具がおすすめ。

用意するものは、固形絵の具・筆・水の入った容器2つ・布です。我が家では容器は紙コップ、布はティッシュを使っています。

固形絵の具を使う手順

  1. きれいな水をつけ、筆をぬらす
  2. ティッシュで水の量を調節する
  3. 筆に固形絵の具をつける
  4. 絵を描く
  5. 筆洗い用の水で、筆を洗う
  6. 最初の手順から繰り返す
  7. 使用後は絵の具を乾かしておく
筆洗い用と、きれいな水用の2つの容器を用意するのが、にごらせずに使うこつ。

始めに何度か練習して手順を覚えれば、3歳頃からスムーズに使えました。

絵の具とは違いますが、手軽に色遊びを楽しめるスタンプ台もおすすめ。

月齢が低いころは、スタンプ台で手形を取ったり、指の先でちょんちょんと形をとったりして遊んでいました。

10.空き箱やペーパーの芯

空き箱やペーパーは資源品やゴミとして処理することも多いですが、処理する前にお子さんに渡してみるとおもしろい作品ができ上がるかもしれません。

  • トイレットペーパーの芯
  • キッチンペーパーの芯
  • 空の段ボール

我が家では、一度何かに変身してから処分することが多いです。

トイレットペーパーの芯に足をつくってタコにしたり、2つつなげて双眼鏡にしたり、緑の折り紙を巻いて禰豆子の竹にしたり、段ボール箱に耳と目をつけてカバをつくったり…自由に遊んでいます。

うちの子の場合は、いらないと思うものは「捨てていいよー」とあっさり手放すタイプみたいなので、工作系の作品が増えて困るということは今のところは起きていません。

まとめ:工作の道具があると子どものおもしろい発想にふれられるかも…!

知育レクインストラクターの知識や、実際に子どもが使っている道具の中から、工作に役立つものを紹介しました。

新しい道具を使うときに、気をつけたいのは、正しい使い方を伝えることです。

誤飲やケガなどの事故を防ぐためにも、使い方・使う場所・片づけ方なども一緒に伝えていきたいですね。

身近に工作道具があると、子どもの思わぬ発想に気づくことがあります。

電動歯ブラシをつくろうと本物を観察していたり、いとこの誕生日にプレゼントをつくろうとしたり、ちょっとした姿に成長を感じることも。

手軽に知育を取り入れてみたいときには、楽しく工作できる環境をつくってみてくださいね。

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この記事を書いた人

ゆとりのある人になるのが目標。
頭に乗っているのは、ゆトリさんです。

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