フォニックスを学べるYouTube動画一覧【子ども向け】

この記事にはPR広告が含まれています。

この記事では、子どもが楽しく学べるフォニックスの動画を紹介しています。

フォニックスは、英語のスペルと音をつなぐルールです。ルール…というと難しく感じるかもしれませんが、フォニックスを覚えるためにつくられた子ども向けの楽しい動画がたくさんあるんですよ。

フォニックスを学ぶことは、英語のスペルを読んだり、耳で聞いた音を文字にしたりする読み書きスキルの土台づくりにもなります。

フォニックスを学ぶメリットや、どのように取り入れたらよいかについては、フォニックスは何歳から学習する?|フォニックスの効果や注意点、学習の流れまで徹底調査の記事にまとめています。

この記事では、YouTubeでフォニックスについて学べる動画を紹介します。

次のような目的別に選んでいます。

  1. アルファベットの音を歌で覚える
  2. 母音や二文字子音の音に慣れる動画
  3. Magic e
  4. アニメで楽しむフォニックス

おうち英語で、手軽にフォニックスを取り入れたいとお考えの方の参考になれば幸いです。

YouTubeの他にも、フォニックスを取り入れている子ども向け英語教材の無料サンプルを使うのもおすすめ。フォニックス以外のコンテンツも充実しています。

目次

フォニックス動画①:アルファベットの音を歌で覚える

アルファベットは、文字の名前と読み方が違います。

例えば、Aという文字は

  • 名前は【エー】
  • 読み方は【ェア】

です。フォニックスの学習は、アルファベット一字の読み方を知ることから始まります。

親しみやすい歌を聴きながら、楽しくフォニックスに触れていきましょう。
フォニックスソングは、語ニックスを本格的に学ぶ前の小さい子も聞きやすいですよ。

フォーク調の音楽が心地よいKids TV 123 の “Phonics Song”

  • 2分42秒
  • 男性シンガーが歌うフォーク調の曲
  • 歌詞は、A/A/apple, B/B/bookという音→単語という順番

世界中に388万人以上のチャンネル登録者がいるKids TV 123の曲です。フォーク調のメロディーが心地よいです。

おすすめポイント

  • 単語の後に、繰り返して歌える間があり、アウトプットしやすいです。
  • 小文字のアルファベットと単語が意味するものの絵が大きく示されます。
  • 歌詞の途中に”names of the letters are ~. souds of the letters are ~.”と文字の名前と音が違うことを伝える歌詞も入っています。

ABC Alphabet Phonics songをミラノちゃんのおもちゃと楽しむ

  • 4分
  • 女性シンガーが歌うポップな曲調
  • 歌詞は、”A” is for apple, A/A/apple, A/A/apple, “A” appleという繰り返し

海外の子どもYouTuberミラノちゃんが、フォニックスソングに合わせて海辺で遊んでいます。おもちゃや同世代の子どもが出ている動画が好きなお子さんにおすすめです。

おすすめポイント

  • 歌詞の中に、繰り返しがあって、真似をしやすいです。
  • 歌に合わせて、大文字のアルファベットと単語が意味するもののおもちゃなどが登場します。
  • ミラノちゃんが海辺で遊びながら、フォニックスに触れていく動画がかわいいです。

この動画の歌は、Mega Fun Kids Songs&Nursery RhymesというイギリスのYouTubeチャンネルでも聴くことができます。

歌に合わせて、大文字・小文字両方のアルファベットと、単語を意味するイラストが流れます。子どもたちが楽しく学習することを目指すチャンネルということもあり、映像と歌詞が分かりやすくマッチしている曲が多いですよ。

Phonics Song with TWO Wordsは耳に残るメロディーが魅力

  • 4分5秒
  • 哀愁漂う曲調、聴けば聴くほど味が出るスルメのような曲調
  • 歌詞は、”A” for apple, “A” for ant, A/A/A, A/A/A/という繰り返し

再生回数は、なんと35億回越え。世界中で聴かれているフォニックスソングです。

インドで作成されているChuChu TVのチャンネルは、明るい童謡やカラフルなアニメーションを使った映像が多くあります。

おすすめポイント

  • 耳に残るメロディーです。
  • 1文字につき、フォニックスの音が6回繰り返されます。
  • 大文字と小文字、単語の意味を表す絵がわかりやすく示されます。
  • 単語のスペルも示されます。
  • “A”に対して”apple”、”ant”と単語が2つずつ紹介されます。

お子さんが、ハマってしまったときには、同じメロディーで映像や単語が新しくなっているPhonics Song2 with TWO Wordsもおすすめですよ。映像が3Dアニメーションになっていて、赤ちゃんが遊ぶ様子に合わせて、フォニックスソングが進んでいきます。

Bounce Patrolの” ABC Jobs Song for Kids “

  • 3分53秒
  • キャッチ―で明るい曲調
  • 歌詞は、”A” , A/A/A , astronaut , “A,A” と名前と音両方が繰り返される
  • 登場する単語は、すべて職業にかかわるもの

オーストラリアのメルボルン出身のジャシンタ、ウィル、ジャクソン、アリッサ、レイチェルが歌っています。いろいろな衣装を着て、歌ったり、踊ったりするのは、まるで人気番組の「おかあさんといっしょ」のようです。

おすすめポイント

  • 明るい歌のお兄さん、お姉さんが親しみやすいです。
  • 大文字と小文字、スペリングが示されます。
  • 単語の意味を表す職業にお兄さん、お姉さんがコスプレしています。
  • 実写とアニメーションのハイブリッド動画が楽しいです。

この曲に登場するのはすべて職業を表す単語です。お子さんと将来の夢について話をしたり、知っている単語を増やすことにも役立ちそうですね。

動物バージョン、乗り物バージョンなどもあるので、お子さんの興味に合わせて、動画を楽しむことができますよ。

野生動物の映像と一緒にフォニックスを学ぶAnimal Alphabet Phonics Song For Kids

  • 4分53秒
  • 男性シンガーMattの優しい歌声が特徴
  • 歌詞は、”A” is for anteater(アリクイ), A/A , anteater , “B” is for bear, B/B/Bとスペルの後に、文字の音が歌われる
  • 登場する単語は、すべて動物

Dream English Kids(ドリームイングリッシュキッズ)のチャンネルの1曲です。シンガーのMatt(マット)さんは、アメリカ、スペイン、タイなどでコンサートを行ったこともあり、来日されたこともあるそうですよ。

おすすめポイント

  • 動画の冒頭に簡単なあいさつがあって、やり取りができます。
  • 大文字と小文字、スペリングが示されています。
  • 単語の意味を表す動物が実写動画で流れます。
  • 曲の途中にある、”Run, run, run!”と猛獣から逃げるフレーズも楽しいです。

この曲に登場するのはすべて動物ですが、乗り物バージョンもありました。実写の写真や動画が使われているのがおすすめポイントです。

Dream English Kidsチャンネルでは、数や形、スペリングなどを学ぶことができるオリジナルソングがたくさんあります。

フォニックス動画②:母音や二文字子音の音に慣れる動画

英語の母音(a,e,i,o,u)には、それぞれ複数の音が存在しています。

短母音(short vowel)は、これまでの動画でも出てきたように、A/E/I/O/U を【ェア・エ・イ・オ・ア】と読みます。

これに対し、長母音(long vowel)は、A/E/I/O/U を【エイ・イー・アイ・オウ・ユー】と発音します。

長母音の発音は、アルファベットの名前の読みと同じですね。

また、一文字では、c【クッ】と h【ハッ】と読むものが、二文字で ch 【チ】と読むなど、二文字が一音になるというフォニックスのルールもあります。

母音や、二文字一音の子音について、学べる動画を紹介します。

短母音と長母音を学ぶThe Vowel Song: Long and Short Vowel Sounds

  • 1分56秒
  • 思わず体が動く軽快なリズム
  • 歌詞は、Short “A” says A【ェア】/A/A/A/A/A/ apple, and long “A” says A【エイ】/A/A/A/A/A/ acornと短母音の音と長母音の音が交互に歌われる

Scratch Garden(スクラッチガーデン)というカナダのチャンネルでつくられた動画です。

おすすめポイント

  • カエルの身長で視覚的に短母音と長母音が表されています。
  • 小文字と一緒にスペリングと単語の意味を表す絵が示されます。
  • 曲の中で長母音と短母音の音が何度も歌われます。

短母音を表す背の低いカエルと、長母音を表す背の高いカエルが出てくるアニメーションにほっこりできて、クスッとしてしまう動画です。

Jack Hartmannさんと体を動かして母音を学ぶVowel Sound Workout

  • 3分01秒
  • Jack Hartmann(ジャックハートマン)さんが歌うラップ調の曲
  • 歌詞は、 “A” says A【ェア】alligator, and long “A” says A【エイ】acornと読み方と単語が交互に歌われる

Jack Hartmann Kids Music Channelというチャンネルの1曲です。陽気なおじさん(失礼)ジャックさんと一緒に体を動かしながら短母音や長母音を感じることができます。

おすすめポイント

  • のりやすい曲調です。
  • 大文字・小文字と一緒にスペリングと単語の意味を表す絵が示されます。
  • 短母音ではスクワット、長母音ではストレッチという動作がついています。

音が短い短母音では、体を縮めるスクワット、音が長い長母音では体を伸ばすストレッチの動きが取り入れられていて、子どもたちが感覚的に学びやすい動画です。

ちなみに、この曲に登場するジャックさんは、ジャックは子ども向けに45枚以上のアルバムを作成し、1,000曲以上の楽曲をつくられています。チャンネルの中には、ポップ、ヒップホップ、ラテン、カントリー、ロックなど、様々な音楽スタイルの曲があるので、お子さんのお気に入りの1曲を探してみてくださいね。

音楽に合わせて、二文字一音について学べるDigraphs/ Phonics Song

  • 3分
  • ゆったりとした曲調
  • 文字と音の関係が歌われている

English4abcという英語学習者のためのチャンネルのものです。タイの英語の先生やミュージシャン、アニメーターがチームを組んでつくっているそうですよ。

おすすめポイント

  • 似ている音を比較して紹介しています。
  • ch/a/t, chatなど、それぞれの音と単語全体の発音がわかりやすく表されます。
  • スペリングと一緒に単語の意味を表す絵が示されます。
  • 動画の最後には出てきた単語を繰り返して練習できます。

今回、紹介しているのは【 ch / sh 】の音に関するものです。

キャラクターはクセが強めですが、Enflish4abcのチャンネルには、50本以上のフォニックスに関する動画が投稿されています。

学習状況に合わせて、動画を探してみてくださいね。

フォニックス動画③:Magic e

マジックeは、フォニックスのルールの1つです。

“e”が単語のスペルの最後にあるときには、その前の母音をアルファベット読みに変えて、e自体を発音しなくなります。”e”が発音されないことから、サイレントeとも言われます。

例えば、

  • mat(マット)→mate(メイト)
  • fin (フィン)→fine(ファイン)
  • not(ナット)→note(ノート)
  • cut(カット)→cute(キュート)
  • delete(デリート)

など、いろいろな単語の中にマジックeが隠れています。

マジックeを知ることができる動画を紹介します。

かわいいアニメーションでわかるMagic e | Pinkfong Songs for Children

  • 1分33秒
  • 「グーチョキパーで何作ろう♪」の編曲版
  • kit(キット)→kite(カイト)など、マジックeの単語がテンポよく紹介される

日本ではピンキッツとしておなじみのPinkfong(ピンクフォン)のちゃんねるの1曲です。幼児向けにいろいろな動画が公開されていて、すべての動画の総視聴回数は340億回を超えているんですよ。

おすすめポイント

  • 馴染みのある曲なので親しみやすいです。
  • 単語のスペルと、意味を表す絵が示されています。
  • 魔法の杖を持ったマジックeのアニメーションがかわいいです。

韓国発のグローバル幼児ブランドでYouTubeやアプリなど様々なコンテンツを作成している会社です。DVDや関連のおもちゃなどもあり、一緒に使うことで、遊びの中で英語に触れてもらうこともできますよ。

ラップに乗って楽しくPhonics Word RAP | Magic e

  • 1分25秒
  • ラップ調のかっこいい曲
  • Magic E makes short sounds long. Pin becomes pine.など、マジックeが文章で説明される

韓国の大手教育出版社E * Publicの英語教育専門ブランドA * Listチャンネルの動画です。(日本でいうベネッセのワールドワイドキッズのようなものでしょうか。)

おすすめポイント

  • ラップなのでリズムよく繰り返すことができます。
  • 単語のスペルと、意味を表す絵が示されています。
  • 黒を基調とした動画でシンプル、かつかっこよく仕上げられています。

韓国は英語教育に力を入れていることもあり、A * Listのチャンネルにも子ども向けの英語学習動画がたくさん投稿されています。フォニックスの動画の他にも、短い物語や簡単な日常会話を知ることができる動画もありますよ。

フォニックス動画④:アニメで楽しむフォニックス

ここでは、アニメーションが楽しいフォニックスの動画を紹介します。

ねんどの映像がおもしろいPhonics – The Letter “A” (short sound)

  • 6分3秒
  • aから始まる単語、-at のワードファミリーが登場する
  • A/A/apple など、文字の発音の後に単語が発音される
ワードファミリーとは、同じスペル、かつ同じ音韻で終わる単語のまとまりのことです。

例えば、-atのワードファミリーは

  • hat
  • rat
  • cat
  • bat

などがあります。

おすすめポイント

  • 単語のスペルが示されます。
  • 意味を表すものがねんどでつくられる動画でわくわくします。
  • ワードファミリーについてもふれることができます。

FUNTASTIC TVというアメリカで制作されているチャンネルです。ねんどの作品ができあがるまでに時間があるので、お子さんが次の単語を予想することができます。自分で考える時間があると、記憶への定着もしやすいですよね。A以外の母音の動画もあるので、特に工作好きのお子さんにおすすめですよ。

教育アニメでフォニックスを学ぶAlphablocks

  • 1分31秒(動画によって異なります。)
  • フォニックスの音を話す文字のキャラクターが登場するアニメ
  • キャラクターが単語をつくって物語が進む

“Alphablocks”(アルファブロックス)は、イギリスの子ども向け教育テレビ番組で、子どもにスペルの書き方を教えるために制作されたものだそうです。

おすすめポイント

  • アニメの中でフォニックスの音にふれられます。
  • アニメを見ることで会話や単語にもふれられます。
  • ストーリー性があってわかりやすいです。

文字のキャラクターが手をつないで言葉を発すると、ストーリーが進んでいきます。アニメを楽しみながら、フォニックスに触れることができるのがおすすめポイントです。

フォニックス動画を選ぶポイント

以上、フォニックスを楽しく学ぶための子ども向けおすすめ動画の紹介でした。
最後に、動画を選ぶときに気をつけているポイントをお伝えします。

人は、情報を処理するときに、

  • 視覚(目)
  • 聴覚(耳)
  • 身体感覚(手や体)

などを使っています。この感覚は、人によってどの感覚が使いやすいのかが違います。

フォニックスを覚えることも、目で見た方が覚えやすいお子さんもいれば、耳で聴いたり、体を動かしたりした方が覚えやすいお子さんもいるということですね。

参考記事

“学び方のクセ”について考える|臨床心理士 髙橋昭人

また、外国語の習得には、音が意味するものを理解したり、真似をして繰り返したりすることが大切です。

これらを踏まえて、動画を選ぶときに気をつけたことは、

  • 目で見て、単語や話の意味がわかりやすいもの
  • アルファベットや単語のスペルが示されているもの
  • 聴き取りやすいスピードのもの
  • 体を動かすもの
  • アニメなどで感覚的に理解しやすいもの
  • 繰り返しがあり、真似しやすいもの
  • 実際の人物が登場し、口の動きが見えやすいもの

を選ぶということです。

お子さんの英語の理解度や好みなどに加えて、動画選びの参考にされてみてくださいね。

まとめ:フォニックスに楽しく触れよう

子ども向けのフォニックスの動画や、選び方のポイントについて紹介しました。

フォニックスは、英語の音と文字の関係をつなぐルールなので、文字に興味をもったころから学習するのが効果的だと言われています。

しかし、英語の音声のかけ流しに関しては早すぎることはありません。フォニックスの学習の前でも、フォニックスの歌などでインプットを進めておくと、いざ文字の学習に入るときにスムーズに移行できるのだそうですよ。

【おうち英語におすすめ】子ども向けYouTubeチャンネル|かけ流しのポイントも解説 の記事では、フォニックス以外のYouTubeチャンネルも紹介しているので参考にされてみてください。

おうち英語では、楽しむことが一番。お気に入りの動画を見ながら、楽しくフォニックスにふれていきましょう。

無料サンプル情報

あわせて読みたい
幼児英語にフォニックスは必要?|フォニックスの効果や注意点、学習時期について徹底調査 フォニックスとは、英語のスペルと発音をつなぐルールで、英語の読み書きにつながる学習法です。 フォニックスは英語圏で、読み書きの学習法として広く取り入れられてい...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゆとりのある人になるのが目標。
頭に乗っているのは、ゆトリさんです。

コメント

コメントする

目次