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FP3級合格体験談|勉強は1か月で50時間!マネリテ低めな主婦の勉強方法とやる気対策
2022年3月5日
ファイナンシャルプランナー(FP)3級の資格試験では、社会人として知っておきたいお金の総合的な知識を問われます。
FPの試験は、年に3回実施され、2022年度の試験スケジュールは以下のようになっています。
2022年度のFP試験スケジュール
- 2022年5月試験(法令基準日2021年10月)
3/10(木)~3/31(木)受験申込期間
5/22(日)試験本番
6/29(水)合格発表 - 2022年9月試験(法令基準日2022年4月)
7/5(火)~7/26(火)受験申込期間
9/11(日)試験本番
10/24(月)合格発表 - 2023年1月試験(法令基準日2022年10月)
11/8(火)~11/29(火)受験申込期間
1/22(日)試験本番
3/2(木)合格発表
FP3級に合格するには、学科試験・実技試験の両方で60%以上の得点をとる必要があります。
合格率は70~80%ほどで、資格試験の難易度は低めですが、合格するには試験勉強が欠かせません。
私は2年以上前にほぼ一夜漬けで受験して、落ちた経験ありです。
2022年1月試験で、無事に3級試験に合格できました。
2022年1月試験で、無事に3級試験に合格できました。
この記事では、マネリテ低めな主婦の体験をもとに、FP3級の試験勉強の方法例や、実際に使用したテキスト、やる気がでないときの対策について紹介します。
これからFP3級の受験に挑戦される人の参考になれば嬉しいです。
目次
FP3級の勉強時間と勉強方法の例
FP3級の試験を始めたのは試験1か月前、そこから毎日1~2時間勉強したので、学習時間は50時間ほどだったと思います。
基本的には滝沢ななみ先生の教科書と問題集で学習を進めました。
リンク
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どこの書店にも置いてあるような超有名なFPの参考書です。
勉強の流れは次のとおり。
- 教科書で全体の内容を知る。
- 問題集をくり返し解く。
- 過去問に取り組む≧
学ぶ→確認する→練習するという基本的な試験勉強の流れですね。
FP3級の試験の場合、過去問と同じような問題が出ることが多いので、問題集にくり返し取り組むのが合格ラインに到達するポイント。
- 試験まで丁寧に学習したい人
- 予備知識がある人
- 試験で高得点をねらいたい人
→教科書の熟読≧過去問・問題演習
このように、内容をしっかり理解したい人や高得点をねらいたい人は、教科書の熟読に時間をかけるのもありです。
類題が多く出題される試験とはいえ、問題集のくり返しだけでは、やはり実際の試験で迷ったり、わからなかったりする問題がありました。
試験勉強の時点で、間違えたら教科書を読み直し、その都度正しい知識を入れておくと、しっかりとした知識が身につきます。
内容を深く理解すれば、高得点がねらえるのはもちろん、実生活の中でも自信をもってお金の知識を使えるようになりますよ。
下記は、「みんなが欲しかったFPの教科書3級」の前書きにある言葉です。
本書はFP試験に合格することを目的としていますが、もっといろいろな方々に読んでいただきたいと思っています。
引用:「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」はじめにより
(中略)
おそらく、現時点で一番わかりやすい・読みやすい・見やすい・そして合格しやすい本になっているのではないかと思います。
どうぞ、本書をご活用いただき、「お金に関する総合知識」を身につけてください。
資格試験の合格だけではなく、お金についての知識をわかりやすく伝えようとする著者の心意気が感じられます。
学習時間に余裕がある人は、学んだ知識を使えるものにするために、内容の理解にも力を入れたいところだね。
ただ、じっくりコツコツと勉強できるのは理想的ですが、実際はやる気が出なかったり、何かと忙しかったりして、勉強に手が回らないこともありますよね。
まさに、私がそうでした。
- 試験まであまり時間がない人
→教科書の熟読<問題演習
試験まであまり時間がない人は、問題演習に時間をかけるのがおすすめです。
内容を押さえるために教科書を読んでおくことは大切ですが、だいたいの内容をつかんだら問題に慣れていきましょう。
わからないときは問題集の解説を参考にするだけでも合格ラインに達することができましたよ。
習うより慣れよ!で、同じ問題をくり返すことで短期間で一定の知識は身につきます。
ただし、問題集中心の学習は、細かい知識を正しく押さえるのが難しいのがデメリットです。
1か月の勉強時間だった私は、こちらの方法で勉強しましたが、試験でわからなかったところは確実に押さえておきたいですね。
ここからは、試験前1か月の実際の勉強方法やスケジュールを紹介します。
【はじめに】スタディングの無料動画で資格の概要を確認
下の表のように、FP3級の試験を実施している機関は日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つ。
日本FP協会 | きんざい |
|
---|---|---|
学科 | 共通問題 | |
実技 | 資産設計提案業務 | 個人資産相談業務 保険顧客資産相談業務 |
学科試験は共通問題ですが、実技問題については何を受験するかで問題への対策が変わってきます。
もともとパートナーの半強制的な申し込みでFP3級を受験することになったため、やる気も知識もほぼ0に近い状態からスタートした試験勉強。
自分が何を受験するのかもわかっていないけど、とりあえず効率のいい勉強をしたい!とたどり着いたのがスタディングの無料講座でした。
- FP試験の特徴
- 短期合格の秘訣
- 過去問分析など
FPの勉強を進めていくうえで知っておきたい内容を無料で視聴できて、その後の勉強のイメージがわきましたよ♪
自分が受験する内容がわかったことで少しやる気もアップ、試験1か月前にFP3級の勉強を始めることができました。
▶【スタディング】FP3級の無料講座を見てみる【1か月前~】教科書をひととおり読んで学習内容を把握する
【スタディング】
ここで早速気をつけてほしいのは、教科書を丁寧に読み込みすぎないこと!
というのも、私の失敗談なんです…
時間をかけて読めば、1回で理解できるかも…なんて思っていましたが、そんなことはありませんでした。
- 丁寧に読み込むと時間がかかる
- 進まないとやる気が減っていく
- ページが進むうちに、始めの内容を忘れてしまう
完璧にわかろうとするとそれだけで時間がかかるし、時間がかかっている分、始めの内容があいまいになってしまうという負のスパイラルにはまりそうになりました。
FP3級では、6つの学習内容がありますが、税金などいくつかの内容で関連しているところもあります。
1つの内容を丁寧に読んでいくより、流し読みでもいいので先に全体をつかむ方がわかりやすいかもしれません。
特に試験まで時間がない場合は、わからないところで立ち止まるより、どんどん先に進んでしまいましょう。
ちなみに、「みんなが欲しかったFPシリーズ」では、セクションが終わるごとに基本問題が出題されます。
教科書を読む目的は全体をつかむことなので、流し読みでどんどん進み、基本問題でわからなかったところだけもう一度読み直すぐらいの読み方がおすすめです。
【2週間前】2~3回問題集を解いて、傾向をつかむ
400ページ以上ある教科書をひととおり読み終わってから、問題集に取り組みました。
よくわからない…と感じても大丈夫なので、どんどん解いていきましょう。
時間がない中で記憶を定着させたいなら質より量で勝負です。
私は、すべての問題をとりあえず2周分解きました。
- 1回目の問題を解いて、出題形式を知る。
- 1回目の丸付けで、記憶を整理する。
- 2回目の問題を解いて、理解度を確認する。
- 2回目の丸付けで、再度記憶を整理する。
教科書読みで1回・問題演習で2回・丸付け2回…と、ここまでで5回は出題の内容をくり返すことになります。
教科書読みや問題集1周目の時点では、わからないところもあるかもしれませんが、2周目になると進むスピードも理解度にもいい変化があると思います。
【1週間前】過去問に取り組んで実践練習をする
前にもふれたように、FP3級の試験問題は過去問の類題が出ることが多いです。
問題集で出題形式や傾向がわかったら、過去問に取り組んで実践練習をしてみましょう。
「みんなが欲しかったFPシリーズ」の問題集には、直近1回分の過去問が掲載されていますが、各実施機関のHPでは、さらに多くの過去問を見ることができますよ。
何回分かさかのぼって解いてみるのがおすすめ。
- 自分の苦手分野がわかる。
- 問題集で押さえられていない内容にふれられる。
- 試験本番のイメージがもてる。
過去問に取り組むことで、上記のようなメリットがありますよ。
過去問の解説は、公式HPでは見られないので、FP3級ドットコム というサイトを参考にしました。
完全無料・丁寧な解説・スマホでも簡単操作♪
FP受験者にとって、めちゃくちゃ心強い存在のサイトなので要チェックです。
FP受験者にとって、めちゃくちゃ心強い存在のサイトなので要チェックです。
FP3級ドットコム - 過去問題を徹底解説 (fp3-siken.com)
【試験直前】苦手な分野にしぼって復習する
試験直前は、過去問で苦手な分野にしぼって復習しました。
高得点をねらうなら、教科書で細かい内容を読み込むのもありですが、覚えていないところを見ると不安になりそうだったので、私は問題と解説だけをチェックしました。
試験当日は、「みんなが欲しかったFPの問題集3級」をもって試験会場へ。
解答解説編に図や表で重要ポイントがまとめられていて、直前に目を通しやすいのがよかったです。
FP3級の勉強のやる気が出ないときの対策
FP3級の勉強方法の例を書いてきましたが、実は1番エネルギーがいるのって勉強を始めるまでの段階ですよね。
ここからは、FP3級の勉強のやる気が出ないときの対策を4つ紹介します。
1.勉強にあてる時間を先に決めておく
時間があるときに勉強しよう…と思っているだけでは、勉強する時間をつくるのって難しいですよね。
それもそのはず…やる気がないから、いつまでたっても勉強に行きつくはずがありません。
そこで、やる気がなくても1日のうちでこの時間帯は勉強する!という時間を決めてみました。
- 早起きした1人時間
- 仕事の昼休憩
- 子どものお昼寝タイム
- 寝る前の時間など
生活リズムに合っていて、毎日続けられそうな時間を選んでみてくださいね。
決めた時間に勉強に取り組み、リズムができると、ちょっとずつやる気もあがってきましたよ。
私は朝活派。
朝に勉強が済んでいると、その後は「やらなきゃ!」というストレスから解放されるのがよかったです。
朝に勉強が済んでいると、その後は「やらなきゃ!」というストレスから解放されるのがよかったです。
2.自分の人生のお金に当てはめて具体的に考えてみる
FP3級では、資金計画の計算、保険の種類、税金、相続など、人生にかかわるお金の知識を学ぶことができます。
- ○年後に5000万円貯めるには、金利3%でいくら積み立てればいいか?
- 自分が入っている保険の種類は?保証額は?
- 収入に対して、どれぐらいの税金を払っているのか?など
勉強するまで無頓着だった部分が多かったので、自分の人生にかかるお金について改めて考える機会になりました。
お金の勉強が自分にとって必要なものだと感じられると、勉強をやる意味にもつながりました。
やる気が出ないときには、実際の体験でも妄想でもいいので、学んでいることを自分の人生に当てはめてみるのがおすすめです。
3.勉強以外の楽しみやご褒美を用意する
個人的に1番効果を感じたのは、勉強以外の楽しみを用意することです。
私の場合、試験前日と当日に推しコンテンツのライブ配信をご褒美にしました。
ライブをリアルタイムで楽しむと決めてからは勉強にも集中できるように…!(笑)
ライブをリアルタイムで楽しむと決めてからは勉強にも集中できるように…!(笑)
- ライブまでに問題集を○周する。
- ○ページまで終わったら、ゲームをする。
- 好きな飲み物を飲みながら、○分間勉強する。など
楽しいことと勉強をセットにしておくと、勉強のやる気がなくても取り組みやすくなりますよ。
4.FP3級の対策講座を利用する
どうしてもやる気がでないときには、対策講座を利用するのも1つの手ですが、3級と2級がセットだったり、値段が高かったりするのが気になるところ。
そんな中で【スタディング】
講義動画あり、テキスト・問題練習・実技対策ありと迷えるFP3級受験者にとっては嬉しい内容になっています。
ちなみに、私が実際に使用したテキストは、教科書1,600円+問題集1,500円=3,100円(税込3,410円)。
スタディングの講座が約1,500円割高ですが、講義動画で音声学習ができるメリットは大きいですよね。
- 勉強にまとまった時間が取りにくい。
- テキストの流し読みもやる気が出ない。
- スキマ時間にスマホでさくっと勉強したい。
このような人に向いている講座です。
おためしの無料講座も充実しているので、やる気が出ない人は講義の流し見から始めるのもいいかもしれません。
▶【スタディング】FP3級の無料講座を見てみるまとめ:FP3級試験はやったぶんだけ合格に近づける!
この記事では、FP3級の試験勉強の方法例や、実際に使用したテキスト、やる気が出ないときの対策について紹介しました。
FP3級は簡単な資格と言われていますが、知識もやる気もないまま受験すると落ちてしまいます。(←経験者)
一方で、過去問と似たような問題が多いので、もともと知識がなくても、勉強すれば合格に近づけます!(←これも経験者)
勉強あるのみ!
- FP3級の学習内容の全体像を知る。
- 問題の傾向をつかむ。
- 過去問を解く。
私は、この流れに沿った学習がやりやすかったです。
最後に、この記事で紹介したサイトや教材をまとめました。
気になるものがあればチェックしてみてくださいね♪
気になるものがあればチェックしてみてくださいね♪
▼人気の教科書&問題集
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▼無料で過去問&解説チェックできるサイト
▼スマホで手軽に資格勉強
スマホで学べるFP3級オンライン資格講座【スタディング】マネリテ低めな主婦の体験談が、少しでも参考になれば嬉しいです。
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