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【Z会】年少コース11月号の教材レビュー|特集は「よい親」にとらわれない子育て
2022年11月22日
この記事では、Z会年少コース11月号の教材の内容や感想を紹介します。
10月号から、ひらがなの単語を読むワークが加わり、少し難しさを感じていたうちの子でしたが、無事に11月号に進むことができました。
11月号は、年少コース前半と比べると、問題が組み合わさったり、複雑になったりして、レベルアップ。
難しくても取り組もうとしている姿にも成長を感じます。
Z会では、無料のおためし教材でお子さんの反応や教材の内容を確かめることができますよ。
気になる方は、まず資料請求で教材を試してみるのもおすすめです。
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目次
Z会年少コース11月号で届くもの
11月号で届いたものは、次のとおり。
- ぺあぜっと
- かんがえるちからワーク
- いっしょにおでかけブック
- ぺあぜっとi (保護者用)
- 保護者向けお知らせ1枚
シンプルで教材がその月で完結しているので、子どものものが増えすぎず助かっています♪
教材①:ぺあぜっと|表現・自然・形・生活
子ぎつねが落ち葉で遊んでいる表紙がかわいい11月号。
服をかける、料理をするといった自立につながるワークなど4つの体験活動が収録されていました。
普段当たり前のように行っていることでも、教材のおかげで子どもが楽しめる体験に変わるところはZ会の強みだなと思っています。
にこにこハンガー
- 工作を楽しむ
- 生活に役立つものをつくる
1つ目は、上記のことをねらって、家族それぞれのオリジナルハンガーをつくるワーク。
切る・貼る・折るなどの工作に取り組んで、手先の器用さを養えるのはもちろん、役に立つアイテムをつくる体験ができるのも嬉しいところです。
自分でくふうする快適さや楽しさも感じられそうですよね。
寒くなるこの季節に、上着をかけるためのハンガーをつくるというのもよく考えられた教材だなと感じました。
オリジナルハンガーで上着をきちんとかける習慣がつけられるように声をかけていきたいです。
かげは ともだち
- 影に興味をもつ
2つ目のワークは、影探しをすることで、影への興味を引き出すというものです。
影を見つけたり、影にかくれたりする遊び方が紹介されていました。
うちの子は、最近お友だちと鬼ごっこを楽しめるようになってきたのですが、影ふみ鬼などで遊んでみるのもよさそうです。
影が光の反対側にできることや、大きな影にかくれることも遊びの中で体験できますね。
しかくに できるかな
- 正方形をつくる形遊びを楽しむ
3つ目は、三角形や長方形のカードを組み合わせて、正方形をつくるワークです。
小学校以降で学習する平面図形や空間図形の土台を遊びながら固められるのは嬉しいですね。
ワークのページには、ヒントになるような絵もあるので、難しいときに振り返ることができて、楽しく活動できましたよ。
しゃかしゃか ドレッシング
- 調味料や味付けに興味をもつ
- 油と水の性質にふれる
4つ目は、調味料を混ぜて自分でドレッシングをつくるワークです。
自分で味付けをするという食育につながるのはもちろん、分離した2つの液体が混じり合うという身近な科学実験にふれることもできます。
おいしく、楽しく学べるのは嬉しい…!
ワークでは、野菜シールをサラダに貼って盛り付けをしたり、いろいろなサラダの素材や味付けが紹介されたりしているので、家庭オリジナルのサラダをつくるのもいいですね。
教材②:かんがえるちからわーく
収録されているワークは30、ページ数は32ページです。
- 単語の読み
- 曲線・円形の運筆
- 7の数字の読みなど
迷路や間違い探しが複雑になり、少しずつレベルアップしているのを感じます。
とはいえ、問題の形式が似ているので、「やったことあるね。」とスラスラ取り組める問題も増えてきました。
10月号の単語の読みで「難しい…!」とワークを離れたひらがなの問題についても、しばらく経ってからワークを開くと一気に解き進めてることができましたよ。
最近は町の中で見つけたひらがなも単語を拾い読みすることも。
11月号も、子どものペースで進められたらなと思っています。
惜しい間違いもかわいらしいし、成長を感じられるのは嬉しい。
教材③:いっしょにおでかけブック|ぶたくんどこいくの
11月号の「いっしょにおでかけブック」は、絵描き歌の絵本でした。
ぶた、いぬ、かたつむり、ケーキなどいろいろなイラストが紹介されています。
うちの子は、届いてすぐに一通りのイラストをマネっこして描いていました。
歌のリズムに合わせると焦ってしまうようで、少しイライラしている様子でしたが、私が描くのを見るのは楽しかったようで、「次はこれ。」と何度もリクエストしていましたよ。
「いっしょにおでかけブック」は、ストーリーからいろいろな遊びや会話に発展するところがおもしろいなと感じています。
ぺあぜっとi |「いい親」にとらわれない子育て
11月号では、保護者向けに定例のぺあぜっとi と、Z会の幼児ドリルの案内が1枚届きました。
ぺあぜっとi 11月号
ワークの解答例や体験型教材ぺあぜっとの解説、おすすめの絵本が掲載されているぺあぜっとi。
今月の特集は、「よい親」にとらわれない子育てでした。
執筆されたのは、東京家政大学子ども学部子ども支援学科教授で。臨床発達心理士の岩立京子先生。
「このやり方でよいのだろうか」と思い悩む子育て世代に、正解を探るより、目の前の子どもに向き合う子育てができればいいんだと思わせてくれるような特集でしたよ。
叱ってでも制限すること
子どもを叱る必要がある場面として次の2つを挙げられていました。
- その子に危険が迫るとき
- 他者に危険が及ぶ・他者の権利を奪おうとしているとき
逆に言えば、この2つ以外は厳しく注意するより、大丈夫!こうしてみよう!と失敗をリカバリーするような対応ができればよいということですよね。
ついつい「言ったでしょうー!!」、「なんでー!?」となりがちなので、反省…。
どーんと受け止められる心のゆとり、大切ですね。
『ほめる』と『叱る』の割合は7対3か8対2
印象的だったのが次の言葉です。
どんなにふだんほめていなかったら、よい叱り方をしても、相手は聞く耳をもたないんですよ。
『ほめる』と『叱る』の割合は7対3か8対2くらいだと思ってください。
Z会年少コース11月号ぺあぜっとi
パートナーの繁忙期のため、ワンオペ育児でうまくいかないな~と思っている時期だったのですが、この文章を読んで先手でほめることを意識してからは少し穏やかに過ごせるようになった気がします。
- ○○ちゃん、アイラビュー。
(照れるので英語で) - ○○ちゃんがニコニコしてると、妹たちもニコニコだね。
- ○○ちゃんが優しくしてくれて、△△もうれしそう。
このような言葉をかけることで、子どもも怒っているよりニコニコしている方が気分がいいことに気づいてきたようです。
ほめるって大事!!!
試行錯誤で日々柔軟に、前向きに
子どもの行動を見通して先に環境を整えておくのが賢い子育てです。(中略)
先を見通すなんて、だれがやっても難しいことなんですから、失敗して当然。(中略)
だれもが失敗して、そこから学んで修正しながら子育てをしているんです。
Z会年少コース11月号ぺあぜっとi
日々、大泣きする長女を叱って、「これでいいのかな…」と悩んでいたときに読んだこの言葉。
だれがやっても難しい。だれもが失敗している。
くよくよするより、次の対応を考えよう!
そんなふうに前向きに考えるきっかけになりました。
ちょっとした一言ですが、寝る前の「もうダメ!」を「寝てから明日やろう!」に変えてみる。
失敗した後も、「今日は疲れて泣いちゃったから、明日は時間を守って帰ろうね。」と対応策を伝えてみる。
それがうまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、「そんな日もある!」と思うことで、悩むことが減りました。
これからも試行錯誤の繰り返しで子どもと向き合っていきたいです。
まとめ:暮らしの中で学ぶ、楽しむ11月号
この記事では、Z会年少コース11月号の教材内容について紹介しました。
11月号は、にこにこハンガーやしゃかしゃかドレッシングなど、実生活に役立つ工作や身近な科学遊びが楽しめるワークになっていました。
知育おもちゃなども魅力的ですが、今ある身の回りのもので何かをつくったり、学んだりできるのは、Z会ならでは。
子どものコンディションによっては、ワークを途中で投げ出そうとすることもありますが、わが家なりのペースで取り組んでいきたいです。
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