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【Z会】年少コース10月号の教材レビュー|ひらがなの読みが単語にレベルアップ
2022年10月7日
この記事では、Z会年少コース10月号の教材の内容や感想を紹介します。
10月号からは、年少コースも後半戦となりました。
ワークに1文字ずつ登場していたひらがなが、単語で登場するようになり、まだ字が読めないうちの子は、少し難しく感じているようです。
子どものペースで進めていけたらいいなと思っているので、正しくできることより、文字への興味を広げるつもりで取り組んでいくつもりです。
今月号では、いつもの教材にくわえて、『めいろワーク』も届きました。
いろいろなタイプのめいろがあり、楽しく遊びながら、思考力を鍛えられるのは嬉しいところです。
今は、秋のキャンペーン中で、Z会 幼児コースの資料請求をすると、おためし教材と『めいろワーク』がもらえるそうです。
締切は、11月7日(月)とされていますが、『めいろワーク』はなくなった時点で終了するそうなので、興味のある方はお早めに♪
おためし号のワークの内容もとても充実しているので、気になっている人は要チェックですよ。
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目次
Z会年少コース10月号で届くもの
10月号で届いたものは、次のとおりです。
- ぺあぜっと
- かんがえるちからワーク
- いっしょにおでかけブック
- 【限定特典】ひらがなカード
- 【プレゼント】めいろワーク
- ぺあぜっとi(保護者用)
- 保護者向けお知らせ1枚
後半戦のスタートということで、いつもより少しだけボリュームがありました。
教材①:ぺあぜっと|自然・生活・数・形
うさぎのお月見が表紙になっている10月号。
中秋の名月は9月だったような…。
そう思って調べてみると、十五夜(中秋の名月)の約1か月後におとずれる十三夜のお月見も、日本では昔から大切にされているのだそうです。
10月号は、そんなお月見や暮らしにかかわる4つのワークが収録されていました。
まんまる おつきさま
- 天体に興味をもつ
1つ目は、上記のことをねらって、月の見え方を観察するワーク。
うさぎさんとお月さまの物語を読むことで、月の形に興味をもてるような内容でした。
お月さまを見るたびに、「みたよシール」がはれるので、子どものやる気も続きやすいです。
継続して月を観察するのは初めてなので、どんな感想が出てくるか楽しみ。
ごはん たけるかな
- ごはんを炊く体験をする
- 炊く前後の米の変化に気づく
2つ目のワークは、上記のようなねらいで、主食として食べることが多い米を炊く体験をします。
お米をとぐ手伝いはこれまでもやってもらったことはあるのですが、ワークでは改めて次のようなことも学べました。
- 「とぐ」という言葉を知る
- 吸水前と後の米を比べてみる
- とぐ前の米と炊きあがったごはんを比べてみる
お米の変化を観察することで、調理の楽しさを感じたり、食習慣を考えたりできそうです。
スプーンたちのおへや
- 用途に応じた収納場所について意識する
3つ目のワークは、シールを貼ってお片づけの興味を引き出したり、実際に家の収納場所を探してみるというワークでした。
まさか、お片づけに関するワークもあるなんて…びっくりしてしまいました。
しかも、用途ごとに分ける…って、子どものお片づけレベルとしては高めですよね。
そんな内容も、シールやお話などを使って、子どもにわかりやすく伝えられるのは、ワークのすごいところだと思います。
子どもが使いやすい収納について気づく体験になればいいな。
トイレットペーパー にょっきにょき
- 身近なもので立体遊びを楽しむ
4つ目のワークは、上記のねらいでトイレットペーパーを積んだり、数えたりする内容になっています。
小さな積み木でも、高く積みあがっていくとワクワクするものですよね。
それを、身近にあるトイレットペーパーでできるなんて、非日常感もあってさらにワクワクしそうです。
わが家の次女も、トイレットペーパーを積んで遊んでいたことがあります。
このワークでは、
- 自分の背より高く積む
- 塀(へい)をつくるなど
上のようなミッションがあるので、さらにパワーアップした遊びができそうです。
遊びながら、円柱の形の特徴や数にふれられるのもポイントですね。
教材②:かんがえるちからわーく
収録されているワークは30、ページ数は32ページです。
- 単語の読み
- 波線・円形の運筆
- 6の数字の読みなど
今月号からは、ひらがなが単語で登場するようになったので、一気に難易度が上がったように感じました。
長女の第一声も「ぜんぜんわからない。」でした。
これまでは、字が読めなくても、字の形を見てシールを選べばできたのですが、今月号からは字を覚えていないと少し難しいワークになっていました。
とはいえ、ことばの読み以外は、これまでと似たような内容で楽しく取り組んでいましたよ。
字については、興味をもって何度も目にすることで読めるものも増えていくと思うので、焦らずに一緒に取り組んでいきたいと思っています。
教材③:いっしょにおでかけブック|かぜのこ ぴゅーん
10月号の「いっしょにおでかけブック」は、目には見えない「風」を感じられる絵本でした。
絵本全体には、鮮やかな色の葉っぱや木の実、昆虫など、秋を感じられる自然がたくさん登場します。
風の音、におい、風をおこす遊びなど、五感を存分に使って楽しめる1冊でした。
見つけたり、想像したりするページもあるので、くり返し親子で読みたいところ。
内容は盛りだくさんなのに、なかなか活用の機会をつくれなかったいっしょにおでかけブックですが、寝室の近くに見えるように置くようにしたところ、寝る前の登場率が上がって、最近は寝る前に読むのが定番化されてきました。
限定特典:ひらがなカード
Z会年少コース10月号受講特典の「ひらがなカード」。
゜や、゛がついていない清音の文字のカードが2組入っています。
他にもカードを使いながら遊べるすごろくシートや、ひらがなカードゲームの紹介など、遊びながらたくさん文字にふれられる付録になっていました。
すごろくのように、運で勝敗が分かれるゲームは、大人も子どもも一緒に楽しめるのがいいですよね。
子どもとの遊びに取り入れながら、少しずつ文字に慣れていってほしいと思います。
プレゼント:めいろワーク
資料請求でももらえる「めいろワーク」。
表紙がめいろになっているのもかわいいですよね。
対象年齢は、2~5歳で、表紙の他にも4つのめいろが収録されています。
対象年齢は2歳からとなっていますが、お子さんによっては難しそうな内容のものもありました。
4歳の長女は、少し複雑な路はルールを伝えて一緒にやればゴールまでたどり着ける…という感じでした。
迷路遊びは、先を見通したり、試行錯誤したりして論理的思考力を身につけるにもぴったり。
受講をしなくてももらえる教材なので、気になる方はこの機会におためししてみてはいかがでしょうか。
ぺあぜっとi|「自分で考える子」を育てる
10月号では、保護者向けに定例のぺあぜっとi と、紹介制度の案内が1枚届きました。
ぺあぜっとi 10月号
ワークの解答例や体験型教材ぺあぜっとの解説、おすすめの絵本が掲載されているぺあぜっとi。
今月の特集は、「自分で考える子」を育てる環境づくりでした。
先月号に引き続き、食育・食文化 料理研究家の坂本佳奈先生のお話。
子ども時代に「やってみたい!」のエネルギーを十分に出すための大人の言葉かけが印象的だったので紹介します。
泣かずに自分の思いを伝えられるように
泣いて要求を通そうとする子どもの要求を受け入れてしまうと、泣いたら要求が通るということを学んでしまいます。
そんなお子さんがいたとき、坂本先生は次のような言葉をかけられるそうです。
向こうで思いっきり泣いておいで。
泣かずにお話ができるようになったら戻っておいで。
まずは、「思いっきり泣いていいよ。」と泣きたい気もちを受け止めたうえで、しっかり言葉で伝えられるようにする…この声かけっていいなぁと思いました。
「泣かずにお話しよう。」というのは、家でもよく声をかけていましたが、「泣いていいよ。」の一言はあまり使ったことがありません。
泣いてるときに、「泣かないで。」と言われるよりも、「泣いてもいいよ。」と言われた方が、気もち的にも嬉しいですよね。
今度、子どもが泣いてしまったときには、「思いっきり泣いていいよ。」の一言から伝えていきたいと思います。
「大丈夫」で安心感を
子どもの失敗について、次のようなことが書かれていました。
子どもが失敗したとき、まわりにいる大人はまず、『大丈夫だよ』と言ってあげてほしいんです。
(中略)
それが子どもにとっては、次もまた安心してやってみようと思える“大丈夫の壁”になるんですよ。
Z会年少コース10月号「ぺあぜっとi」
この記事を読んで思ったのは、私は言い切りの「大丈夫!」ではなく、疑問形の「大丈夫?」をたくさん使っているということ。
疑問形の「大丈夫?」には、子どもを心配する以外にも、次のような気もちが隠れていることに気づきました。
- 1人では難しいかも
- やめておいた方がいいかも
- 手伝った方がいいかも
どれも子どもの自分でやろうとする気持ちにストップをかけるようなものばかりで反省。
失敗しないように「大丈夫?」と先回りするのではなく、子どものやりたいことを見守ったうえで、失敗したときにも「大丈夫!」と声をかけられるように意識していきたいです。
まとめ:後半戦もその子のペースで楽しく
この記事では、Z会年少コース10月号の教材の内容や感想を紹介しました。
子どもとのワークの時間はもちろん、保護者向けの「ぺあぜっとi」を読んで、自分のことをふり返るのもいい時間だなと思っています。
ひらがなの読みが1文字ずつから単語になったことで、うちの子にとっては取り組みのハードルが高くなってしまいましたが、後半戦も楽しく取り組んでいくつもりです。
日常にちょっとした学びがあるって楽しいです。
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