【ドラゴン桜から学ぶ】子どもが伸びる家庭の10か条【東大合格必勝法】

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2021年春ドラマとして、16年ぶりに「ドラゴン桜」が放送されました。

ドラマを一言でまとめると、勉強が苦手な高校生たちが阿部寛さん演じる桜木先生の指導のもと、東大合格に向けて奮闘していく物語。

16年前の生徒役だった長澤まさみさんがレギュラー出演していたり、サプライズゲストが登場したりと、ストーリー以外にも見どころがたくさんあるドラマでした。

さて、今回は「ドラゴン桜」第4話で取り上げられた東大合格必勝法家庭の10か条についてまとめていきます。

ドラマでは、東大合格のための10か条となっていましたが、生きていく力を伸ばすために子育て中の家庭で大切にしたいことばかり!
パパママ必見の内容です。

なお、各項目については、私自身の考えも加えられています。原作やドラマでは触れられていない部分もありますので、ご了承ください。

目次

東大合格必勝法家庭の10か条

気になる中身を、早速見てみましょう。
出典:ドラマ「ドラゴン桜」第4話

「ドラゴン桜」の作中では、次の10か条が挙げられています。

  1. 一緒に朝ごはんを食べること
  2. 何か1つでも家事をさせること
  3. 適度に運動をさせること
  4. 毎日同じ時間に風呂に入らせること
  5. 体調の悪いときは無理をさせず、休ませること
  6. リビングはいつでもかたづけておくこと
  7. 勉強に口出ししないこと
  8. 夫婦仲よくすること
  9. 月に一度家族で外食すること
  10. この10か条を父親と共有すること

家庭を受験モードにすることなく、日常生活を大切にしていくことこそ、合格への近道だというわけです。

東大受験じゃなくても、子どもがのびのび育っていくためのヒントがたくさん散りばめられていますね。
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幼児期や学齢期にも大切な習慣である理由

この10か条を見たときに、受験期だけではなく、幼児期から積み重ねていくことが大切な項目がたくさんあるように感じました。ここからは、実際に調査で明らかになっていることや個人的な考えを交えながら、深堀りしていきます。

1.一緒に朝ごはんを食べること

朝ごはんを抜くことで、記憶力や集中力、問題解決能力が低下することはよく知られています。

毎日朝ごはんを食べる子の方が学力が高い傾向にあるという調査結果もあるんです。

1日の食事の中でも、健康な身体や精神状態をつくるのに朝ごはんってとても大事ですよね。

さらに、忘れてはいけないポイントは、家族一緒にというところ。

仕事や学校の関係で、なかなか家族一緒に食事をするのって難しい時期もあるかもしれません。

しかし、家族一緒に食事をすることで次のような効果が期待できます。

  • 家族間のコミュニケーションをとることができる
  • 子どもが自己肯定感や家庭への安心感をもてる
  • 好き嫌いの防止につながる
朝食で食べるおかずを増やすほど、脳の働きがよくなるというデータもあります。

子どもの心の安定や、学力に向かう脳の準備としても、家族での朝ごはんは大切と言えますね。

2.何か1つでも家事をさせること

ドラマの中では、家庭が受験モード一色の非日常空間になることを避けるために、子どもにもできることをやらせることが大切だと言われていました。

家事に取り組むことは、勉強以上に子どもの生きていく力を育ててくれそうだよね。
実は、家事についても興味深いデータがあるんです。

家族との約束を守ることで、自己肯定感がアップする

自己肯定感は、何かに挑戦したり、失敗から立ち上がるときに大切な力…受験にも子どもの成長にも欠かせないものです。

自己肯定感を高める関わりに重要なことに

  • 子ども自身が受け入れられていると感じられること
  • 子ども自身が親から信頼されていると感じられること

があります。

家事=家族との約束ととらえると、家事を継続することで子どもの自己肯定感の向上にも効果があるということなのです。

簡単にできる家事もたくさんあるから、ぜひ取り入れていきたいね。

3.適度に運動をさせること

運動も大切!体力づくりやリフレッシュ効果はもちろん、学習にも大きな効果があります。

運動することで脳が活性化し、思考力や記憶力が強化される、その結果、学習効果が向上するそうです。

4.毎日同じ時間に風呂に入らせること

バスリエ株式会社の”お風呂診断”によると、次のような調査結果が出されています。

  • お湯につかっている人ほど、仕事にやりがいを感じている
  • お風呂が好きな人は、仕事を楽しんでいる

仕事を勉強や学校と置き換えてみると、子どもたちにも効果がありそうです。

お風呂に入って、ほっとしたり、体を休めたりする時間を取ることで、メンタルも安定しやすくなるのかもしれませんね。

お風呂って癒されるもんね~

5.体調の悪いときは無理をさせず、休ませること

体調の悪いときは休まないといけないですね。そりゃそうだ!

ただ、大人も仕事などでは無茶してしまうこともありますよね。

子どもの体調不良にいち早く気づけるぐらい、しっかり子どもと向き合うように気をつけます。

6.リビングはいつでもかたづけておくこと

部屋の状態は、あなたの心をうつしています。

なんて、よく言いますよね。この考え、私はものすごーくよくわかります。

忙しくなると、すぐ部屋やデスクに出るタイプ…

家の状態が整っている方が、心も安定する人が多いのではないでしょうか。すっきりしている方が、集中もできますよね。

子どもがのびのび過ごすためにも、家族仲よく過ごすためにも、かたづけって大切だなと改めて感じました。

7.勉強に口出ししないこと

受験勉強も子どもの成長も、子どもの「やりたい!」、「やるぞ!」というやる気が大切。

子どものやる気を引き出す技術・コーチングでは、指示や命令は厳禁とされています。

「ちゃんとやってるの?」、「もっと勉強しなさい。」、「このままじゃダメよ。」など、大人が言われても、いい気分はしませんよね。

子どもたちのやる気をそぐばかりでなく、「自分は信用されていない。」と感じて信頼関係にも影響を及ぼしかねません。

子どものことが心配でいろいろ言いたくなりますが、ぐっと我慢…。
大人が見守る姿勢を貫くことで、子どもが「応援してもらっている。」、「自分のことを信じてくれている。」と思うことができます。

子どものことを信じる姿勢が大切ということね。

8.夫婦仲よくすること

子どもが安心して過ごすためには、家族が仲よく、居心地のいい場所であることが1番。

ドラマでは、平穏な日常生活の基礎は、夫婦円満というセリフがありました。

夫との会話が白熱すると、娘からすぐ「けんかしないで!」って言われる…。
子どもたちって敏感だから、気をつけたいね…

少しそれますが、笑顔やほめることは、脳にとっては物質的なごほうびと同じ効果があるそうです。

家庭が円満で、笑顔や子どもを認める言葉がたくさん溢れていると、子どものやる気もぐんと上がっていきそうですね。

9.月に一度家族で外食すること

家族での外食のメリットを考えてみました。
  • 楽しい
  • 家族とコミュニケーションがとれる
  • 自己決定の場がある(メニューを選ぶ)
  • 公共の場のマナーを学べる
  • 食材やメニューから社会を学べる

外食すると、家族で楽しい時間を過ごすことができます。子どもも大人も、家以外の場所で食事をすると、わくわくするものですよね。

親子で過ごす時間が長いほど、子どもの言語能力が高くなるという研究もあります。

外食に限らず、家族での時間を過ごしながら、学びのきっかけを見つけたり、コミュニケーションをとったりしていくのも、子どもの成長に効果があると言えます。

10.この10か条を父親と共有すること

受験に限らず、子育てはチームで行うもの。

船のオールのように、家族が同じ方向を向いていることで、推進力は何倍にもなるはず。

生活を整えることや声掛けの仕方など、大人が共有することで、子どもが伸びていく環境はつくられるんだなと考えさせられました。

まとめ:家庭での安心が子どもをのばす

「ドラゴン桜」から【東大合格必勝法家庭の10か条】についてまとめました。

10か条の根底にあることはただ1つ。

日常生活を大切にしていくこと

我が家の子育てでも、子どもが家庭で安心して過ごせる環境を大人がつくっていけるといいなと思っています。

いつか迎える子どもの受験期も、この10か条でがんばるぞ。
原作となったマンガやこの記事の参考書籍は次のとおりです。読んでみてね~

参考書籍

▼子どもの生活習慣と学力って関係があるの!?生活習慣を見直すきっかけになる1冊。

▼2005年ドラマの原作マンガ「ドラゴン桜」

▼2021年ドラマの原作マンガ「ドラゴン桜2」現在連載中

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この記事を書いた人

ゆとりのある人になるのが目標。
頭に乗っているのは、ゆトリさんです。

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