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子どもが本好きになった方法|わが家の実体験
2021年5月21日
読書をすることは大切だと、よく言われます。
子どもの場合も、本を読むことでその子のもつ力を伸ばすことができます。
- 集中力
- 想像力
- 共感力
- 言葉の力
- 論理的に考える力 など
挙げてみると、たくさんの力がありますね。
お子さんに、本を好きになってほしいと願うお家の方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその1人…できれば、いろいろな本に親しんで、読書が好きな子どもになってほしいなと思っていました。
現在3歳になる我が子は、本が大好きです。
最近では、読むお話も長くなり、絵本だけでなく字が多い童話なども楽しむようになってきました。
この記事では、子どもに本を楽しんでもらうために我が家で実践していたことをまとめました。
これから、お子さんに本を好きになってもらいたいという方の参考になれば嬉しいです。
目次
子どもを本好きにする方法
子どもを本好きにするには、とにかく本を身近に感じてもらいましょう。
- 本にたくさんふれる機会をつくる
- 本を楽しいと思う機会をつくる
これらの機会をつくれば、子どもは本を身近に感じて、どんどん好きになっていくはずです。
具体的にどんなことをしたのか紹介するよ。
1.読み聞かせをする
なんと言っても、子どもを本好きにする第一歩は、読み聞かせをすることです。
お子さんがおしゃべりできないぐらい小さくても、字が読める年齢になっていても、読み聞かせは効果バツグン。
なぜかというと、読み聞かせは子どもにとって嬉しいものだからです。
本の世界に浸ることができる
まだ本を読めないお子さんも、お家の人が読んでくれるので本の世界に集中することができます。
絵本であれば、絵をじっくり眺めることができますし、絵がなくてもお家の人の話を聞きながら想像をふくらませることができます。
なんとなく絵本に苦手意識のあるお子さんでも、読んでもらうことでその本がもつ楽しさを感じやすくなりますよ。
安心した時間を過ごせる
本の読み聞かせの時間を取ることで、お子さんは大人とゆっくり過ごすことができます。
お家の人の近くで、お家の人の声を聞きながら過ごす時間は、子どもにとっては安心できる大切な時間になるはずです。
本を読み聞かせてもらう時間を好きになることで、自然と本のことも好きになれるね。
なかなか本を読む時間がとれないときには、短い本を選ぶ、ページや時間を区切って読むなどのくふうをしながら、読み聞かせを取り入れてみてくださいね。
2.子どもの興味のある本を複数選ぶ
2005年に財団法人日本経済研究所が行った親と子の読書活動等に関する調査によると、小学2年生が本を読まない理由の第1位は【読みたい本がないから】というもので、40%以上の回答がありました。
逆に考えると、読みたい本があれば、本を読むということ…?
お子さんの興味がある本を複数選ぶことがポイントです。
例えばこんな感じ。
- 季節やイベントに合わせた本
- 虫に興味がある子なら、虫にまつわる本
- 好きなシリーズものがあるなら、シリーズ制覇 など
同じテーマやシリーズでも、複数選ぶことで、本との出合いが広がり、より好きな本に出合う確率が高まります。
興味のあることならば、自分でページをめくって眺めるだけでも楽しむこともできますよね。
多くの本がある家庭ほど、本好きな子ども多いという調査結果もあるので、お子さんの興味に合う本を何冊か置いてみるのはおすすめです。
3.図書館に一緒に行く
本を複数冊と言っても、本は高いし、楽しめる年齢が限られているものもあるからなぁ。
そんなときは、図書館がおすすめ!
たくさんの本、本を楽しむ同世代の子たち、本を読む場所…何より無料!
図書館は、本好きに育てるための聖地と言っても過言ではないと思います(笑)
たくさんの本が分類されている
年齢や内容などで本が分類されているため、何を選べばいいかわからない場合にも手に取りやすいです。
季節ごとにおすすめの本コーナーなどもつくられるので、足を運ぶだけでいろいろな本に出合うことができます。
子どもが自分で本を選ぶことができる
お子さんが手にとって本を選ぶことができるのも魅力の一つです。
実際に図書館に行ってみると、子どもの意外な好みに気づいたり、子どものチョイスから素敵な本に出合えることもありますよ。
大人が借りてあげるのもいいですが、子どもが選ぶことで、本に愛着をもてると思います。
本を借りることで、公共の場でのマナーやものを大切にすることも学べますね。
4.子どもが取りやすいところに本を置く
本を好きになってもらうには、本を置く場所も大切だよ。
本は、お子さんの手が届くところに置きましょう。収納棚の1番下や、専用の絵本棚など、子どもがすぐに手を伸ばせる場所がおすすめです。
特に、表紙が見える置くことで、お子さんの本への関心が高まります。
お子さんが小さくて心配な方は、布絵本やボードブックなどの丈夫な絵本をチョイスするといいかもしれません。
我が家では、リビングにこのラックを置いています。表紙が見えるので、本に意識が向きやすくなりますよ。
リンク
図書館で借りてきた本や、読んでほしい絵本をさりげなく置いておくと、自然と手に取って読んでいます。
5.大人も一緒に本を読む
大人が本を読む姿を見せることも効果的です。
子どもは、大人のやっていることを真似したり、大人と同じことをするのが大好きですよね。
お家の人が読書をしている姿を見せると、子どもも「本を読むって楽しいんだ!」、「自分もやりたい!」と思うようです。
本を読む時間なんてとれない…という方にも朗報があります。
実は、先ほど紹介した調査によると、マンガが多い家と少ない家を比べたときにも、マンガが多い家の方が子どもが読書をしている割合が高いという結果もありました。
マンガでも、読書好きの子を育てることができるかもしれないよ。
我が家では、1歳後半のころに大人の真似をして娘がマンガを読んでいました。さかさまでしたけどね(笑)
本を読むのが楽しそうなことだというのは伝わっていたのかなと思います。
読みたい本があるときには、あえてお子さんにその姿を見せてみてくださいね。
まとめ:「本は友だち」という環境をつくろう
子どもを本好きにさせる取り組みについて紹介しました。
- 読み聞かせをする
- 子どもの興味のある本を複数選ぶ
- 図書館に一緒に行く
- 子どもが取りやすいところに本を置く
- 大人も一緒に本を読む
たくさんの本に触れながら、楽しい経験や時間を積み重ねていくことが大切だと思っています。その結果、本も好きになってくれたら嬉しいですよね。
余談ですが、寝る前にお布団に入って子どもたちと絵本を読む時間に幸せを感じます。たまに眠すぎて、本が顔の上に落ちてきます。皆さんもお気を付けくださいね。
参考リンク
財団法人日本経済研究所(2005)親と子の読書活動等に関する調査平成16年度文部科学省委託事業 図書館の情報拠点化に関する調査研究
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