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スマホのデジタルデトックスを1か月やってみた|感じた効果を5つ紹介
2022年4月6日
スマホを見てダラダラと過ごしてしまう習慣を改善すべく、1か月間のデジタルデトックスを実践してみました。
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
引用:デジタルデトックスとは? | DIGITAL DETOX JAPAN
デジタルデトックスと言っても、取り組む期間や方法は人それぞれ。
私は、カル・ニューポートさんの著書「デジタル・ミニマリスト」で紹介されている方法を参考に、1か月のデジタル片づけに取り組みました。
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デジタル片づけとは、30日間のリセット期間を設けて、デジタル・テクノロジーとの付き合い方を見直す方法で、次の3ステップを踏んで実践します。
- テクノロジー利用のルールを決める。
- 30日間、ルールに従って休止する。
- テクノロジーを再導入する。
具体的な実践方法は、【デジタル・ミニマリスト】デジタル片づけを実践|具体的なやり方と挫折を防ぐ対策を紹介でまとめているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
この記事では、デジタル片づけを1か月やってみた効果と、減らしてよかったと感じるスマホの時間について紹介していきます。
目次
デジタルデトックスをやってみて感じた効果5つ
意識してスマホの使い方を制限してみて、よかったと感じたのは次の5つです。
- 自分と向き合う時間が増える
- 人と比べて焦りや不安を感じることが減る
- 本を読む時間が増える
- 夜更かしが減って、よく眠れるようになる
- 目の前のことに集中できるようになる
くわしく紹介させてください。
1.自分と向き合う時間が増える
デジタル片づけでスマホの使い方を制限する前は、気になることがあればすぐに検索していた私。
もちろん、検索で一発で答えがわかるものもありますが、私の場合は働き方や子育てなど、答えが出にくいこともスマホで検索し、いつまでも時間を使ってしまうという悪循環にはまっていました。
その場では解決に近づいた気がするけれど、しばらくするとまたモヤモヤして定期的に似たような検索をくり返していました。
自分と同じ悩みや考えをもっている人の意見を読むだけで、自分で考えた気になっていたんですね。
スマホですぐに検索するのをやめると、自分の悩みや考えについてじっくりと向き合う時間が増えました。
- 自分の悩みと向き合う
- 自分の納得する解決策を選べる
- 自分で決めたことだから続けやすい
- 失敗しても修正しやすい
上記のように悩みに対して具体的な行動がとれるようになりました。
スマホでなんとなく解決策を探していた時間が、自分で考えて動く時間に変わると、同じ悩みでも前向きにとらえられるようになった気がしています。
2.焦りや不安を感じることが減る
時間があると、ついタップしていたニュースアプリやSNS。
情報収集のつもりで見ていましたが、暗いニュースで落ち込んだり、周りと比べて焦りや不安を感じたりすることもありました。
デジタル片づけで入ってくる情報が少なくなった結果、「こんなことが自分に起きたらどうしよう…」という不安や、「もっとがんばらなくちゃ」という漠然とした焦りも減りました。
今は、たくさんの情報にすぐにアクセスできる時代ですが、すべてのことを知っておく必要はないですよね。
なんとなくスマホを見ていたときは、自分にとって必要のない内容を知って、マイナス感情を感じていたことに気づけました。
できれば明るい気もちで日々を過ごしたいよね。
3.本を読む時間が増える
デジタル片づけのルールを決めるときに、「スマホをさわりたくなったら本を読む」というイフゼンルールを決めました。
ちょっとしたスキマ時間でも、積み重なるとたくさんのページを読み進められました。
- 楽器を演奏する
- 資格の勉強をする
- アイディア出しをするなど
スマホの使い方が気になる人は、スマホの時間を趣味に置き換えるようにすると、有意義な時間を過ごせるかもしれません。
4.夜更かしが減って、よく眠れるようになる
夜中に目が覚めると、時間を確認する流れでつい長時間ネットサーフィンをしてしまうこと…ありませんか?
私は夜中にスマホを見て眠れなくなって、翌日寝不足になることもよくありました。
デジタル片づけで、使用時間の制限をして夜中にスマホを開かないことを意識すると、一度目が覚めてもすぐに眠りやすくなりました。
朝もすっきり目が覚めるので、規則正しい生活で気もちよく過ごせるようになりましたよ。
5.目の前のことに集中できるようになる
- 家事をしているとき
- 移動中
- 家族と過ごしているとき
そんな時間にもスマホを持ち歩き、気になることがあればすぐ検索、暇なときはながら視聴が当たり前になっていたのですが、デジタル片づけ中は、スマホの画面を見る時間が減った分、目の前のことがよく見えるようになった気がします。
子どもが自分を見てほしそう、パートナーが話を聞いてほしそう、外の景色がきれいなど、これまでスマホを使っていて見落としていたことがあったかもしれないなと反省…。
ながら作業で時間をうまく使っている気になっていましたが、一つのことに集中するほうが効率よく動けると感じました。
情報をシャットアウトして集中する時間はもちろん、あえて何もしないぼんやりとした時間をつくることで気づけることがあるかも…!
デジタル片づけで減らしてよかった3つのスマホ時間
コミュニケーション、情報収集、家計管理、カメラ、音楽鑑賞など、いろいろなツールになるスマートフォン。
100人いれば100通りの使い方がありそうですが、個人的には次の3つの時間を減らせたのがよかったと感じています。
- SNSを見る時間
- ネットサーフィンの時間
- ゲームの時間
1.SNSを見るだけの時間
インスタグラム、YouTube、Twitterなどの魅力的なSNS。
気になる情報をいち早く知れたり、刺激をもらえたりするよさがある一方で、人の発信を見るだけで時間が過ぎたり、人と比べて落ち込む原因になったりするマイナス面もあります。
デジタル片づけ中に、YouTube、インスタグラムはアプリを削除、Twitterは時間制限を設定しました。
- 自分の記録用に発信する。
- 閲覧するのは、心地よいと感じる投稿に絞る。
この2点を意識することで、SNS疲れが改善されて、毎日SNSを開かなくても気にならなくなりました。
情報収集のつもりで開いていましたが、頻繁にSNSを見なくても情報は入ってくるものだとわかりました。
2.目的のないネットサーフィン
SNSと同じように、つい時間を使っていたのがネットサーフィン。
空いた時間があると、なんとなくニュースアプリを開いて、気になる見出しをタップするのが癖になっていました。
芸能人のゴシップとか、つい読んじゃってました。
アプリを開きにくい場所に移動させて時間制限をつけたことで、目的なくネットサーフィンをする時間は減りました。
好きなこと、心地よいと感じることに時間を使えると気分がいいです。
3.ゲームの時間
デジタル片づけをする中で、1番削りたくなかったのがゲームの時間でした(笑)
でも、デジタル片づけ中に気づいてしまったんです…。大人のスマホ時間が減ると、子どもたちもスマホやテレビを見る頻度が減ることに!
ここで、デジタル・ミニマリズムの考え方をおさらい♪
デジタル・ミニマリズム
自分が重きを置いていることがらにプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、ほかのものは惜しまず手放すようなテクノロジー利用の哲学。
「デジタル。ミニマリスト―スマホに依存しない生き方―」カル・ニューポート著
「自分がゲームを楽しむ時間」と「子どもと向き合う時間」。どちらに重きを置くかというと迷わず「子どもと向き合う時間」を選びます。
デジタル片づけは、自分にとって大切なものを見つめ直すことにもつながりました。
まとめ:1か月のデジタルデトックスで時間の使い方を見直そう
この記事では、1か月のデジタルデトックスで感じた効果を紹介しました。
- 自分と向き合う時間が増える
- 人と比べて焦りや不安を感じることが減る
- 本を読む時間が増える
- 夜更かしが減って、よく眠れるようになる
- 目の前のことに集中できるようになる
このように、たくさんの効果を感じることができ、自分の時間の使い方について見直すことができました。
これまで数日間スマホの使い方を意識したことはありましたが、1か月という長期間取り組んだのは初めて。
やってみてわかったのは、1か月という長めのスパンでデジタル片づけに取り組むと、自分のスマホの使い方の癖がよくわかるということです。
自分の癖がわかると、対策もしやすく、スマホの使いすぎも防ぎやすくなるね。
短期間のデジタルデトックスでは、その後すぐリバウンドしていましたが、今回はまだまだリバウンドの気配はなく、スクリーンタイムは減少傾向にあります。
スマホの使い方を見直したい人には、ぜひおすすめしたい取り組みです。
デジタル片づけのステップ
- テクノロジー利用のルールを決める。
- 30日間、ルールに従って休止する。
- テクノロジーを再導入する。
【デジタル・ミニマリスト】デジタル片づけを実践|具体的なやり方と挫折を防ぐ対策を紹介
これからもスマホ時間を見直してながら、時間のゆとりをつくっていきたいです。
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