おうち英語でフォニックスを学ぼう|楽しい教材やゲームも紹介

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おうち英語に慣れてきて、お子さんのリスニングやスピーキングに変化が見えてくると、次に気になるのはリーディングやライティング。

そんなとき、英語の音声と文字をつないで、英語学習の読み書きを助けてくれるのがフォニックスのルールです。

この記事では、おうち英語でフォニックスを取り入れる具体的な方法を紹介をします。

取り組みに使える音声つきの教材や動画も載せているので、参考になればうれしいです。

結論からいうと、フォニックスは、ゲーム感覚で楽しく取り入れちゃいましょう。
遊びながら学ぶのが上達への近道です♪
目次

フォニックス学習の前にインプット

フォニックス学習までの流れ

おうち英語で本格的にフォニックスを導入する前に次のような流れを踏んでおくことが大切です。

フォニックス学習までの流れ

  • 英語の音にふれる
  • フォニックスの音やアルファベットに慣れる
  • 文字に興味が出てきたら、フォニックスを取り入れる

フォニックスを取り入れるメリットや学習を始める時期については、幼児英語にフォニックスは必要?|フォニックスの効果や注意点、学習時期について徹底調査の記事にまとめているので、参考にしてみてくださいね。

フォニックスで文字を学んでいく前に、英語のリズムやライムに慣れていることが前提です。

ライムとは、韻を踏むことです。

英語には、cat、mat、hat、batなど、同じ音で終わる単語がたくさんあります。このような英語のリズムや音に慣れておくと、フォニックスの学習もスムーズになります。

フォニックスの前に、アルファベットや簡単な英単語、やりとりなどを楽しく身につけておきましょう。

小さいころからフォニックスソングに親しむのもおすすめです。まだ文字が読めなくても、英語の音を真似することでリスニングや発音の向上につながります。

うちの子は2歳頃から、「X(ックス、ックス、ックス)」、「P(ップ、ップ、ップ)」と口ずさんでいました。

日本語にはない子音だけの音を真似するのが楽しかったみたいです。

おすすめの動画は次の記事でも紹介しています。まずは英語の音のかけ流しからやっていきましょう。

フォニックスソングだけで60分以上のボリュームの英語DVDもありますよ。

このDVDは、歌だけでの構成なのでかけ流しや小さいお子さんにぴったりです。

おうち英語にフォニックスを取り入れる順番の例

フォニックスを学ぶ

  1. アルファベットの音を知る
  2. CVCワードでブレンディングに慣れる
  3. ワードファミリーを学ぶ
この流れは、フォニックス学習の一例です。お子さんの様子を見ながら楽しく進めていきましょう。
ひとつずつ詳しく説明していきます!

1.アルファベットの音を知る

まずは、アルファベットと英語の音を覚えていきましょう。

アルファベットをフォニックスの音で読むと、A(アッ)、B(ブッ)、C(クッ)、D(ドゥッ)となります。
聞いて・真似して覚えていくのが一番♪

英語のYouTube音声はもちろん、幼児英語教材の無料サンプルDVDを使うのもおすすめです。ベネッセのWorldwide Kids(ワールドワイドキッズ)ミライコイングリッシュのサンプルには、楽しいフォニックスソングも収録されています。フォニックスソング以外にも楽しいコンテンツが入っていて、サンプルだけで見ごたえがありますよ。

おすすめ

質の高い教材の一部が無料で手に入るのは、すごくお得。
うちの子は「もう1回♪」と、どのサンプルも繰り返し見ていますよ。

次の動画は、イギリスの子どもたちがフォニックスを学んでいる様子です。

文字の音を覚えるというと、お勉強のように感じてしまいますが、体を動かしたり、歌を歌ったりしながら、楽しくフォニックスの音を練習していることがわかります。

発音に自信のない方は、こちらの動画も便利です。(私も自信なしです。)アメリカ英語のフォニックスの発音をまとめたものなのですが、口の動きがよく見えて、お家の人の練習や音の確認用に便利ですよ。

子ども向けではないかもしれないですね。

アルファベットの音に慣れたら、この段階でワークに挑戦してみるのもありです。

こちらで紹介しているのは、子ども向けの英語教室などでも使われているワークです。
CDがついているのが親としては心強い!

2.CVCワードでブレンディング(blending)に慣れる

一文字ずつを読めるようになったら、次は音をつなげて単語を読む練習をしていきます。 スペルを構成する 一音ずつをつなげて一つの単語として発音することをブレンディングと言います。

ルールがわかりやすいCVCワードから取り組むのがおすすめ。
CVCワードって?

CVCワードは、子音・母音・子音の3文字で構成された単語のこと。Cは子音を表すconsonant、Vは母音を表すvowelの頭文字です。

具体的に例を挙げると、pig, cat, dog, cow などの単語があります。
わかりやすいのは、この動画。
  • 一文字ずつ発音した後に、単語が発音される
  • スペルが見やすく、文字と音をつなげやすい
  • 単語の意味がイラストで表されている

以上のようなわかりやすいくふうがされています。

まず、動画を見て真似をしながら、ブレンディングに慣れていきます。慣れてきたら、お子さんに遊び感覚でブレンディングをやってもらいましょう。

動画を使った遊びの例

  • 一音ずつの発音の後に、動画より速く単語を発音できるか競争する。
    大人は、ほめるのがポイント♪
  • 大人が一音ずつ発音したものだけを聞いて、子どもがブレンディングした単語を答える。
    アルファベットカードや、単語の絵カードがあると文字と音を対応させられます。
YouTubeなどで音源を探すときには、「CVC words」「blendind sounds」などを入れると子ども向けの練習動画がたくさん出てきますよ。

パズルをしながら、文字と音を結び付けられるおもちゃもあります。

出典:商品説明ページ
一つのおもちゃでいろいろな遊び方ができるので、長く使うことができるのも嬉しいですね。

3.ワードファミリーを学ぶ

ワードファミリーというのは、同じつづり、同じ音韻で終わる単語をグループにしたものです。

例えば、-atのワードファミリーには、cat, bad, hat, flatなどがあります。

代表的なワードファミリーは37種あります。*Wylie and Durrellの研究による

短母音(A=アと発音)ワードファミリーが「at, an, ap, ack, ank, ash, ell, est, it, in, ip, ill, ick, ing, ink, op, ot, ock, ug, uck , ump, unk」の22種類。

長母音(A=エイと発音)ワードファミリーが「ain, ake, ale, all, ame, ate, aw ay, eat, ice, ide, ight, ine, oke, ore」の15種類です。

ワードファミリーとは何ですか? | 船津徹の「世界標準の子育て」

このワードファミリーを学ぶことで、ボキャブラリーを増やしていくことができます。

私が好きなのは、Jack Hartmann Kids Music Channel のノリのいい動画。ワークアウトの動画では、体を動かす指示があったり、お子さんが自分一人で発音をするパートもあったりして楽しい気持ちで練習できますよ。

Super Simple ABCs もワードファミリーの動画がたくさんあっておすすめです。

動画を使った遊びの例

  • スーパーシンプルの動画を見ながら、アルファベットカードのカルタ取りをする。
    -atのワードファミリーのときは、catならC、hatならHをとった人の勝ち
  • 慣れてきたら動画なしで、読み手が単語を発音→プレイヤーがアルファベットカードをとる。
    読み手が”Cat.” と言ったら、プレイヤーはCのカードをとった人が勝ち

簡単な絵本に挑戦するのもお子さんの自信になります。ワードファミリーが多用されるBob Booksの絵本は、英語圏でもリーディーングの初期段階に使われているそうです。

レビューを見てみると、アメリカ・カナダ・インドなど世界中で高評価を得ています。

フォニックスを使った遊びを紹介

ここからは、フォニックスを使った遊びを紹介しています。
お子さんのレベルにアレンジしながら楽しんでみてくださいね。

ゲームをするときには、アルファベットカードや絵カードがあると便利です。無料でダウンロードできるものもたくさんあるので、お気に入りのものを探してみてくださいね。

ちなみに、この記事の写真で使用しているのは、ちびむすドリル【英語】というサイトのカードです。

ゲーム1:アルファベットでぐるぐるじゃんけん

わらべ遊びのフォニックスバージョンです。

正式な名前を知らないのですが、私の地域ではえいごおにと呼ばれています。地面に一本線をかいて、両端から走ってぶつかったらジャンケンをするゲームのアレンジです。

準備するもの:アルファベットカード

  1. アルファベットカードを一列に並べる。
    (ジグザグや円形でも大丈夫です)
  2. アルファベットカードの両端に立つ
  3. 「よーいどん!」でそれぞれ一字ずつ発音しながら進んでいく(Aなら「アッ」)
  4. ぶつかったらじゃんけん
  5. 先に相手のスタート地点についた方の勝ち
はじめは順番に並べると簡単です。慣れたらランダムに並べると、難易度が上がりますよ。

ゲーム2:かるた遊び

準備するもの:絵カード(もしくはアルファベットカード)

  1. 用意したカードをバラバラに並べる。
  2. 読み手は、頭文字をフォニックス読みした後、単語を読み上げる。
    例えば、”mop”なら”m, m, mop”
  3. とった人は、読み手と同じように発音する。
  4. とったカードが多い人の勝ち。
アルファベットカードで1音だけにすると、難易度が下がりますよ。
CVCワードの絵カードを用意して、ブレンディングの練習をするときにも使える遊びです。

ゲーム3:大きさ比べ

始める前に

どの文字が強いのかを決めておきます。

(例1)A:1番強い→Z:1番弱い ※逆もOK

(例2)X:最強、Y、Z、A…と続くなど

準備するもの:絵カード(もしくはアルファベットカード)

  1. カードをプレイヤーに同じ数ずつ分けて、裏返しておく。
  2. 「1, 2, 3!」で上から順に1枚ずつめくっていく。
  3. カードが強い方が両方のカードを発音して、相手のカードをもらう。
  4. 最後にカードが多い方が勝ち。

ゲーム4:神経衰弱

準備するもの:アルファベットカード、絵カード

神経衰弱をするときは、カードの裏に色画用紙やシールを貼るなどして色分けしておくといいですよ。
今回はアルファベットカードを赤、絵カードを青として説明しますね。
  1. アルファベットカードと絵カードを裏返してバラバラに置く。
  2. それぞれのカードを1枚ずつめくる。(アルファベットカード(赤色)→絵カード(青色))
    めくったときには、そのカードを発音する。
  3. めくったカードが対応するときには、カードをとることができる。
    アルファベットカード”A”に対して、絵カードが”ant”のときなど
  4. 全部をめくった後に数が多い人の勝ち。

ゲーム5:ビンゴ

準備するもの:ビンゴカード(3×3~5×5)・絵カード(もしくはアルファベットカード)

  1. ビンゴカードにランダムにアルファベットを書く。
  2. 絵カードはよく繰って、裏返して真ん中に置く。
  3. 順番にカードをめくっていく。めくった人はカードを読み上げる。
  4. ビンゴになった人が勝ち。
繰り返し使えるビンゴカードのセットもありますよ。
日本語の説明書もあって、家族で楽しい時間を過ごせそう♪

ゲーム6:カードゲーム

カードゲームをしながら、フォニックスにふれられるゲームもあります。ゲームのルールはUNOとほぼ同じなので、大人数でも盛り上がることができます。

▼セットだとお得で、レベルもアップ。

楽しく遊びながら、文字と音を結び付けられそうですね。
ゲームをするときには、必ず発音する場面を入れるのが楽しく学ぶポイントです。

まとめ:フォニックスはゲーム感覚で、少しずつレベルアップ

フォニックスを学ぶと、英語を正しく発音できる、英語特有の音に対するリスニングスキルや読み書きスキルが向上するなどの効果があります。

  1. アルファベットの音を知る
  2. CVCワードでブレンディングに慣れる
  3. ワードファミリーを学ぶ

このように、少しずつレベルを上げながら、おうち英語にもフォニックスを取りいれられるといいですね。

英語が苦手な親でも成功させるポイントは次の2つです。

  • ゲーム感覚で楽しく発音する。
  • 正しい音をくり返し聞いて、真似する。

楽しくアウトプットするのと同時に、正しい音をたくさん聞かせて、お子さんの英語の力を伸ばしていきましょう。

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この記事を書いた人

ゆとりのある人になるのが目標。
頭に乗っているのは、ゆトリさんです。

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